2020年12月米国市場や債券などの変動まとめ~ゴールド上昇の兆し~

月間の各指数や債券の変動率、または金価格の変動率などをまとめているサイトを、いつまでたっても見つけることができない管理人です。

なぜそのようなデータが必要なのかというと、

世界のお金持ちが実践するお金の増やし方』のなかで紹介している戦略を実践するのに必要だからです。

よって、今回の記事は当該書籍を読んだことのある読者には参考となるデータだと思っていますので、最後まで読んでもらえると嬉しいです。

出典の多くは、Bloombergからです。

S&P500、DAW30、NASDAQ

オレンジ:S&P500  赤:NASDAQ  青:DAW30
  • 赤:NASDAQ   4.41%  (先月11.33%)
  • 青:DAW30    2.62% (先月10.08%)
  • オレンジ:S&P500 2.56% (先月9.41%)

NASDAQが他の指数をアウトパフォームしていますね。

12月10日にFDAからコロナワクチンが承認され、その接種が進んでいるところですが、新型コロナウイルスの変異種の感染が各国で報告されていることから、コロナ禍が落ち着くまで多くの期間がかかりそうです。

よって、コロナ禍でも成長をし続けたハイテク株の時代はまだ継続すると考えます。

米国株セクター別

オレンジ:XLB

セクター別の成績を評価するために、セクター別の米国ETFで評価するのですが、出来高の多いステートストリート社のETFで見ていくことにします。括弧内は先月の数値です。

  1. XLF 金融 4.13%(14.69%)
  2. XLK テクノロジー 3.97%(11.10%)
  3. XLE エネルギー 2.63%(23.77%)
  4. XLV ヘルスケア 2.51%(6.04%)
  5. XLY 一般消費財 1.48%(9.22%)
  6. XLI 資本財 0.84%(12.97%)
  7. XLB 素材 0.86%(8.75%)
  8. XLP 生活必需品 -0.07%(5.79%)
  9. XLU 公共事業 -0.92%(-1.43%)

金融セクターがもっともパフォーマンスがよかったみたいですが、理由は正直わかりません💦。

エネルギー株も先月ほどではないですが、好調です。これは、先程も言ったコロナワクチンの接種が始まったことでの、景気回復への期待からです。

金(ゴールド)

オレンジ:GLD

ゴールドもETFで見ていきましょう。ゴールドのETFには、GLDとIAUの2つのETFがあります。

GLD4.81%(前回-6.32%)、IAU4.86%(前回-6.20%)とでは、基本的な値動きに大きな差はありません。

先月、先々月と金の価格は続落していましたが、復調してきました。

せっかくなので、金(ゴールド)のチャートをもう少し広い期間で見てみましょう

ETF:IAU 日足

2020年12月に金(ゴールド)が上昇したとはいえ、上値となるトレンドラインを超えたか?タッチしただけか?の微妙な状況です。

ここで金が上昇した理由を考えた時、米10年債利回りの上昇が止まっていることが背景にあることに気づきました。金価格と米10年債利回りとでは、逆相関の関係になることがしばしばあるということです。

米10年債利回りは、2020年9月から上昇傾向であることが、50日移動平均線の傾きからわかります。

しかし、2020年12月は高値の更新をすることができておりませんし、MACDの傾きをみても、上昇の勢いが落ち込んでいることがわかります。

では、このまま米10年債利回りは下落するのか?と思われるかもしれませんが、まだ50日移動平均線の上ですし、200日移動平均線の傾きも上向き始めていることから、いまは調整局面だと私は考えています。

よって、米10年債利回りは50日移動平均線をサポートに少しずつ上がるかもしれません。

仮に米10年債利回りが上昇を続ければ、ゴールドだけではなく、NASDAQなどのグロース株が低迷するかもしれませんので、そのあたりも一緒に経過を追いたいです。

米国債券

オレンジ:TLT

期間別のブラックロック社の米国債券で比較した結果です。

  • 【SHY】iシェアーズ 米国国債 1-3年 ETF
  • 【IEF】iシェアーズ 米国国債 7-10年 ETF
  • 【TLT】iシェアーズ米国債20年超ETF

先月は【TLT】iシェアーズ米国債20年超ETFが0.91%ともっともパフォーマンスがよかったですが、12月は【IEF】iシェアーズ 米国国債 7-10年 ETFが0.23%ともっとも上昇しています。

暗号資産(ビットコイン等)

ビットコイン 日足

ビットコインの12月の値動きも確認しておきますと、+46.98%(先月+42%)と先月以上の爆益を生んでいます。

ビットコインの爆上げの理由には、米国上場企業であるマイクロストラテジー社やスクエア社が、ビットコインの購入を公言したことが背景のひとつとしてあります。

そして、これらの企業はインフレに対するリスクヘッジとしてビットコインを買ったことを合わせて公言しています。

リップル 日足

同じ仮想通貨の中からXRPJPYもみてみると、11月の値動きは+167%もあったのにたいして、12月は-66.36%暴落しています。

この暴落は、米証券取引委員会(SEC)から提訴されたことが原因です。

簡単に説明すると、SECの言い分は、XRPは暗号資産にあらず、有価証券であると主張しています。

仮にXRPが有価証券となった場合、暗号資産取引所のほとんどは、証券を取り扱う許可を持っていないために、XRPを取引ができなくなってしまうんです。

だから、リップルの上場を取り消した暗号資産取引所がすでに出てきています。

株主優待でXRPをもらっている身としては、この裁判への注目は絶大です。

まとめ

2020年12月の市場価格の変動を見た場合、金(ゴールド)がもっとも上昇(4.81%)しています。

そして、セクター別に見た場合は金融セクターが4.13%、続いてテクノロジーセクターが3.97%上昇しており、債券のパフォーマンスと比べても、大きく上昇しています。

これらの情報は『世界のお金持ちが実践するお金の増やし方』の82ページに掲載している戦略を実践する上で、参考となるデータになっていますので、実践している方や実践してみたいという方には参考になるはずです!

ちなみに、ビットコインの+46.98%のボラティリティと比べてしまうと、金(ゴールド)の+4.81%のパフォーマンスがゴミのように思えてしまうかもしれませんが、これだけ価格の変動する商品に投資(投機)をするときは、それなりのリスクがあるということを忘れたくないですね。

2020年12月は、コロナ感染者数の拡大にいまだ歯止めがきかない状況ですし、新型コロナウイルスの変異種が報告されるなど、経済の先行きの不透明感は大きいです。ファイザーだけではなくモデルナのコロナウイルスワクチンの緊急使用許可が容認されることを期待したいです。

そして米国民のために、景気支援策がすみやかに合意されることも切に願います。

ETF米国株
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