
コロナウイルスの感染拡大が再燃し第2波が日本だけでなく米国にもきています
しかし 株価(米国S&P500)は上昇を続けており 特にNASDAQは史上最高値の更新を続けています
COVID-19の第1波の時は 感染者数の増加に伴って株価は大きく下がり 世紀の大暴落となったのに 第2波ではそうはなりません
多くの投資家は この第2波で株価の2番底がくる!そのタイミングで追加投資できるように余資金を残していたと思います
少なくとも 私がそうでした
でも株価に2番底を作る様子はありません
これらの経験から私が投資について悟ったことは
- 自分の感情や自分の考えは 市場の動きと無関係
- そして市場の勢いに乗る
ということです
コロナウイルス感染者数と株価との乖離からわかった
自分の感情や自分の考えは 市場の動きと無関係
第一波


2020年 1月~3月
コロナウイルスについての私の印象は『風邪ウイルスの一種だし、市場は騒ぎすぎ!』『SARSやMARSのほうが恐い感じだったし あの時以上には株価は下がらないはず』と考えていました
だから

多少の下落はあるだろうけど大丈夫!すぐに回復する!
と考えCFDで米国VIと米国VIブルETFを今までよりも取引数を増やして売っていました
でも私の予想や考えなど関係なく株価は大きく下がり続け 米国VIと米国VIブルETFの含み損は増えていきました
SARSやMERSの時よりもVIX指数は上昇を続け 3月9日市場ではサーキットブレーカーが発動されました
それでも私は

いやいや みんな風邪ウイルスにビビりすぎだって!
そう思いながら 含み損を抱えた米国VIと米国VIブルETFに対して追加証拠金を入金していました
米国Vと米国VIブルETFIはその性質上 いずれは価格が下がるとわかっているので 下がるとわかっているものを売っている強みみたいなものも 追証を後押ししていたと思います
しかし 私の追証も虚しく 市場では大暴落が起きサーキットブレーカーも3度発動されました
さすがに含み損を増しながらサーキットブレーカーを3度も経験すると

あれ?これって俺のやりたかった資産運用か?
と ようやく考えることができるようになり いつの間にか自分のやりたかった資産運用とのズレを認識することができたので 損切りを確定しました


高い勉強代でした💦
今でも なぜあそこまでVIX指数が上昇したのかは 腑に落ちていません
いや そもそも腑に落とうとするからいけないのかもしれません!?
なぜなら 腑に落とそうとするとそこに感情や個人の考えが介入して トレードを(ルール通りに損切りしないなどの)悪い方向に引っ張ってしまったからです
第二波

2020年 4~6月

この時期は株価下落の2番底を待っている状態でした
もちろん 2番底が来た時に買い付けができる資金を用意した状態です
4月はコロナウイルス感染者数は横ばいでしたが 株価は上昇しています
つぎに5月にはコロナウイルス感染者数の推移は横ばいから徐々に増えてきました よって

これで株価は2番底へ向かうはず!2番底を待ったかいがあった!
私は確信していたのに この考えも虚しく 株価は上昇を続けました
なんなら 6月のほうが感染者数の上昇が大きいのに 株価はNASDAQを中心に上昇を続け私の予想と真逆に動いてくれました
買い時を逃した気がしてストレスを感じますが 今買うのは高値掴みになると判断して大きな買い物はしませんでしたが 機会損失をした気がしてなりませんでした

NASDAQに連動したETFでも買っておけばよかった~
などと考えてなりません
まとめ

コロナウイルス感染拡大の第一波の時のときをまとめると
- SARS程度の下落で収まると思い込んでいた私
- しかし感染者数の拡大とともに株価は大暴落
- 下落の波を無視して 含み損に対して追証
- 結果 大損切り
また 第二派のときは
- 二番底でのリベンジを待つ私
- 感染者は拡大は横ばいなのに株価は上昇
- 感染者が確実に拡大してきたので2番底の到来を確認する私
- しかし感染者数の拡大とともに株価は上昇
- 第一派の時と動きが異なり戸惑う私
- 今から上昇の波に乗ろうとしても遅いと判断
- 株価はさらに上昇を続ける
- 機会損失へのストレスがたまる
以上のような流れで
私の予想や考えと 市場(株価)の動きはすべて真逆に動いてきました
そのおかげで 資金は減り心も擦り減らされましたが これも勉強!これが投資(投機)だと思い知らされました
今回のCOVID-19の猛威による特に第二波の株価の動きについては理解に苦しむが 理解しようすることをやめることにしました
そして今後は自身の予想や考え・理解度は関係なく 市場の波の方向に乗ろうという考えに至りました
- 自分の感情や自分の考えは 市場の動きと無関係
- そして市場の勢いに乗る
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