決算発表後に株価の下がったスターバックスの業績は?-2021.4.28-

2021年4月28日、スターバックス【SBUX】が第2四半期決算を発表しましたが、株価は同日の終値で約3%下落しました。

株価が下落する理由のひとつに、企業の業績悪化が原因となるケースが多いわけですが、ではスターバックスの業績は悪かったのか?

答えを先に言うと、私は悪くないと思っています。

では、なぜ下がったのか?

それはスターバックスに対する市場の期待が大きすぎたからです!解説していきますね

日足

スターバックスの概要

スターバックスは、直営店、ライセンス店を合わせ全世界で32,600店舗以上を展開し、コーヒー、エスプレッソ、紅茶、コールド・ドリンク、フードメニューを販売しています。

また、お客様の体験をより豊かにするロイヤルティプログラム「STARBUCKS REWARDS™(スターバックス リワード™)」を2017年9月20日から開始し、多くのスタバファンを満足させています。

「スターバックス リワード™」プログラムに参加することで、お客様一人ひとりにあった限定商品の購入や限定イベントへの招待などのサービスをその瞬間から受けられるようになります。
  • 株価 112.4ドル
  • 配当利回り 1.6%
  • 配当性向 61.0%
  • 増配年数 10年
  • 10年間の配当成長率(CAGR) 21.5%
    • セクター中央値 9.0%

スターバックスは、キャピタルとインカムの両方が頂ける銘柄となっています。

また、10年連続で増配することもすごいですが、その配当成長率はセクター中央値の倍以上に成長しているため、配当株としての魅力が十分にあります。

2021年第2四半期決算

売上高は、前年同期比から約11%増加した、66.7億ドルになりました。

これはコロナショック前の2019年同期と比べても高い数値です。

しかし、市場の予想は67.7億ドルと、1億ドル足りませんでした。

予想よりも売上高が伸びなかった理由は、海外既存店売上高が伸びなかったからです。

(海外既存店売上高 市場予想 42.2%増に対し、実際は35%増にとどまった)

とりわけ、ブラジル、インド、フランス、ドイツ、トルコ、ロシアなどでは、ここ数カ月のあいだ新型コロナウイルス感染拡大の抑制に苦戦しています。

また、欧州ではロックダウン(都市封鎖)による営業の制限も、業績に打撃を与えていること考えれば、海外での売上高の低迷は必然と言えるでしょう。

しかし、営業利益はコロナショック前の水準を更新していますし、中国と米国では業績が回復していることもあって、EPS(1 株当たり利益)については62セントと、市場予想である53セントを上回る結果となっています。

  • 米国の売上高は 9%増(市場予想7.5%増)
  • 中国の売上高は 91%増 (市場予想97%増)
    • 予想を下回ったが、許容範囲内!

ちなみに、米国におけるスターバックス®リワードロイヤルティプログラムの90日間のアクティブメンバーは、前年比18%増の2,290万人に増加しています。

これは約3カ月のあいだで、400万人以上のコアなスタバファンがその利用を再開したということです。

米国内ではワクチン接種者が増えているので、外出が増えればスタブで休息をとる人も増えますから、今後はさらにアクティブメンバーを増やしそうです。

アクティブメンバーは、スタバで休憩をとるだけではなく、付随したグッズの購入なども期待できるので、大事な収入源となるお客様です。

チャート

週足

週足チャートをながめると、2016~2018中旬までのあいだの株価は冴えない動きが続いていました。

とは言っても、50週および200週移動平均線はゴールデンクロスの関係を維持しているので、強気相場が続いていることに変わりはありません。

そして、いまの株価はコロナショックで付けた56ドルから、倍ちかく回復しています。

スターバックスの株価にはそれだけ勢いがあるということです。

しかし、その勢いにも陰りが見えてきました。

どういう事かというと、株価は上昇しているのに、オシレーター系(RSI、MACD)は下降するという、ダイバージェンス(逆行現象)が発生しています。

ダイバージェンスが発生すると、その後株価の動きが反転する傾向にあるので、スターバックスの株価は反落し、調整局面入りする可能性があります。

その場合は押し目買いをする絶好のチャンスだと私は考えています。

まとめ

スターバックス【SBUX】が第2四半期決算を発表しましたが、株価は同日の終値で約3%下落しました。

業績が悪いことで株価が下がったのかを確認したところ、売上高、営業利益ともに、コロナショック前の水準を超えて、過去最高を記録しています。

また、EPS(1株当たりの利益)についても、市場予想を超えていました。

つまり、業績は悪くなかったということです。

それでも株価が下がったのは、みんながスターバックスならもっともっと業績を伸ばしてくる!っと期待しすぎていたからです。

でも私に言わせれば、無茶を言うな!ってかんじです。

なぜなら、新型コロナウイルスの感染拡大は続いていて、さらに様々な変異株が出現するなど諸外国では猛威を振るっているせいで、日常生活の復帰がいまだ遅れているからです。

このような環境の中、売上高、営業利益ともに、コロナショック前の記録を更新しているのですから、スターバックスさんはめっちゃ頑張ったと思います!

コロナ対策が奏功してよかったですね。

ですから、株価の下がった今は、スターバックスの株を押し目買いする絶好の買い場だと私は思っています。

少なくとも、米国内のワクチン接種は進んでいるので、米国内の業績は引き続き上向く公算が大きいです。

米国株
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