楽天証券から新しく登場する「楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)」について、詳しく掘り下げていきましょう。
このファンドは、アメリカの超人気ETF「SCHD」に連動しているんです。
SCHDって、一体どんなものなんでしょうか?
そして、このファンドの魅力や、他のファンドとの違い、そして注意すべき点まで、わかりやすく解説していきますね。
SCHDって、どないなETFなん?
SCHDは、Schwab U.S. Dividend Equity ETFの略称で、Charles Schwabが運用するETFです。
このETFは、Dow Jones U.S. Dividend 100 Indexをベンチマークとしており、高配当利回りと安定した配当支払いを行う米国企業に投資しています。
この指数は、過去10年以上連続で配当を増やし続けている、いわば「配当貴族」と呼ばれるような、安定した企業で構成されています。
SCHDに投資するということは、優良企業にまとめて投資しているようなもん。
SCHDの株価は ▶︎ こちら
なんでSCHDがええの?
SCHDの魅力は、なんといってもその安定性!景気がちょっと悪くなっても、配当がガクンと減る心配が少ないんです。
なぜなら、SCHDに含まれている企業は、長年、コツコツと自社を成長させてきた実績があるから。
だから、一時的な市場の乱高下にも強く、安定した配当収入が期待できるんです。
配当金は年を追うごとに、右肩上がりに増えているで!
SCHDとVIG、どっちがええん?
図は配当込みでみたときの、パフォーマンスの違いを見せたもんやで。
よく比較されるのが、別の高配当ETFの「VIG」やけど、SCHDはVIGよりも成長株が多く含まれてて、長期的な成長も期待できるんや。
VIGは、過去の配当成長率が高い企業に焦点を当てているのに対して、SCHDは将来的な成長性も重視しているんです。
過去5年間のパフォーマンスで見ると、SCHDはVIGを少し上回る成績を残してるで。
もちろん、過去の成績が将来を保証するもんやないけど、参考にはなるやろ。
楽天の高配当米国ファンドの魅力は?
このファンドの魅力は、なんといってもSCHDに連動していることと、信託報酬が0.132%と安いこと!
信託報酬が安いということは、それだけ運用益をたくさん自分のものにできるってことや。
さらに、このファンドは、1年に4回、2月、5月、8月、11月の年に4回配当がもらえます。
年4回、自分の口座にお小遣いが振り込まれるようなもんやで。
個人的に3の倍数月に配当が重なっているので、それ以外の月でお小遣いが入るのは嬉しい。
いつから買えるん?NISAで買える?
このファンドは、2024年9月27日から購入できるようになるで!
そして、新NISAの成長投資枠で投資可能です。
値上がり益と配当を非課税でガッポリもらいましょう。
ちょっと待てよ!デメリットもあるんか?
もちろん、メリットだけじゃない。デメリットも知っておく必要があります。
- 為替リスク: 米国株で運用されているので、円安になると、受け取る配当が少なくなってしまう可能性があります。
- 株価の変動: 株価は常に変動するものです。購入時よりも株価が下がっている可能性もあります。
- 配当カットのリスク: どんなに優良企業であっても、経営状況が悪化すれば、配当をカットする可能性はゼロではありません。
まとめ
楽天の高配動株式・米国ファンドは、SCHDに連動して、安定した配当収入を得たいと考えている人におすすめのファンドです。
- SCHDに連動: 安定した配当が期待できる
- 信託報酬が安い: 運用益をたくさん自分のものにできる
- 年4回配当: 定期的に収入が得られる
- 長期的な成長性: 成長株も含まれているため、長期的に資産を増やしたい方にもおすすめ
- ただし、投資にはリスクが伴うので、よく検討してから投資するようにしましょう。
ほったらかし投資で、資産を増やそう!
このファンドは、いわば「ほったらかし投資」に最適なんです。
一度購入してしまえば、あとは複利の力で資産が雪だるま式に増えていくかもしれません。
もちろん、定期的に状況を確認することは大切ですが、毎日チャートを見て一喜一憂する必要はありません。