楽天証券で人気の米国高配当株式ファンド、実は2種類あるの知ってました?
- 楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド(以下、楽天・VYM)
- 楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)
どっちを選べばええん?って迷いますよね。
そこで今回は、この2つのファンドの違いを、わかりやすく解説していきます!
先に結論を言うと
・資産形成タイプ … 楽天・VYM
・配当金ほしいタイプ … 楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)
こっからは簡単に比べていくな。
信託報酬は?
まず、信託報酬ってなんやねん?って話から。
信託報酬は、投資信託を運用するのにかかる費用で、いわばファンドの管理費みたいなもんやね。
この費用は、投資額から引かれるので、信託報酬が低い方が、自分の手元に残るお金は多くなるんや。
- 楽天・VYM:0.192%は、業界でもかなり安い方やで!コストを抑えたい人におすすめやね。
- 楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型): 同じく0.192%。インデックス・ファンドに比べると、信託報酬は少し高め。でも、その分、アクティブな運用で高いリターンを目指してるんや。
どっちも一緒やなんて偶然やね。
分配金は?
次に、気になるのは分配金やな。
分配金は、投資信託が得た収益の一部が、定期的に投資家に支払われるお金のことや。
楽天・VYM
分配金の支払いは年に1回やねん。
ただ、過去を振り返ると分配金を支払った実績がないんよね。
表向きは「分配金払います」と言っているけど、その実、分配金は再投資されているようです。
基準価額を上昇させることで株主還元してるってことやね。
楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)
年4回、つまり3ヶ月ごとに分配金が支払われるんや。
毎月ではないけど、定期的に収入が欲しい人には嬉しいポイントやね。
個人的には、3の倍数月に分配金の支払いが偏っているので、これを買えば、分配金の支払いを分散できて助かるわ。
ETFではないので、分配金の水準=ファンドの収益率とはなりません。
つまり、分配金の支払いと同時に基準価額が下落することもあるから、忘れたらあかんで。
新NISA対応は?
新NISAへの対応も注目やな。
NISAは、非課税で投資できる制度で、投資を始めるには絶好のシステムや!
楽天・VYM
新NISAに対応してるだけやないで!
- 100円から投資OK
- 積立投資OK
- NISAつみたて投資枠OK
- NISA成長投資枠OK
つみたて投資枠にも対応できていると言うことは、金融庁お墨付きってことや
楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)
こっちも新NISAに対応してるで!
とは言うても、NISA成長投資枠だけやけどな。
- 100円から投資OK
- 積立投資OK
- NISA成長投資枠OK
いつかNISAつみたて投資枠もOKになってくれると信じてるで。
楽天・VYMか楽天SCHDか?どっちを選ぶべき?
さて、どっちのファンドを選ぶべきか迷うところやけど、簡単にまとめるとこんな感じや。
比較項目 | 楽天・VYM | 楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型) |
---|---|---|
信託報酬 | 0.192% | 0.192% |
分配金 | 不定期 | 年4回 |
新NISA対応 | ○ | △(NISAつみたて投資枠×) |
ポイントは分配金の有無やね。
分配金を再投資する楽天・VYMは、資産形成の手段として使えそうやな。
逆に、分配金を出す方針の楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)は、分配金をもらうことでの心のゆとりを重視する人におすすめ。
高配当株投資家でSCHDを待望していた人には間違いなくおすすめ!
自分の投資目標やリスク許容度に合わせて選ぶのが一番やで。
まとめ
今回は、楽天の米国高配当株式ファンド2種類の違いについて解説してきたけど、どうやったかな?
投資は自己責任やから、色んな情報を集めて、慎重に判断してな!
もし、もっと詳しく知りたいことがあれば、楽天証券のホームページや、コメント欄に相談してもええで。
免責事項: この記事は、あくまで個人の見解であり、投資を勧めるものではありません。投資は自己責任で行ってください。