バフェット氏の実は…【分散投資】をしていなかった

投資の神様の異名をもつ有名なウォーレン・バフェット氏ですが、その投資方法はバリュー株の長期保有であることは周知のことと思います。

しかし、ウォーレンバフェット氏が会長兼CEOと務める、バークシャー・ハサウェイ社のポートフォリオをみると、分散投資されていないことは意外に知られていない事実だと思い、今回記事にします。

私と同じように、バフェット氏が分散投資をしていないことを初めて知った方や、バークシャー・ハサウェイ社のポートフォリオを真似したいと興味のある方に読んでもらえたら、嬉しいです。

バークシャ・ハサウェイ社の実は…【分散投資】をしていなかった

バークシャー・ハサウェイ社のポートフォリオ/セクター比率は、

  1. IT 48.5%
  2. 金融 28.2%
  3. 生活必需品 13.0%
  4. 通信 3.5%
  5. 総合商社 2.6%
  6. 一般消費財 2.0%
  7. その他 2.1%

このような比率になっています。

おわかりでしょうか?

上位3セクターで約90%も占めています。

私のような投資歴の少ない方なら、投資の勉強を始めた時に分散投資というキーワードをよく聞くことと思います。

なぜなら、分散投資はリスクの分散となることから、投資術の王道だからです。

しかし、投資の神様は3セクターに集中投資しています。

これは、バークシャー・ハサウェイ社が市場の平均よりも高いパフォーマンスを狙うアクティブファンドだからです。

そして、その実績と言えば、S&P500が年率約9%の利回りと言われているところを、バークシャー・ハサウェイ社の年率利回りは約18%を超えると言われています。

aragaki
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バークシャー・ハサウェイ社は、市場の平均よりも、倍以上の利回りを叩き出すアクティブファンドということです。

利回りが倍以上の差をつけられると、インデックス投資家は目移りしたくなりますよね。

初・中級者にはやっぱり分散投資をすすめる

『一つのカゴに卵を盛るな』

つまり、1つの銘柄、1つの国、1つのセクターに資産の全額を投じる集中投資をした場合、それだけリスク(リターンのブレ)を取ることになるから、資産はいろいろな国やセクター、銘柄に分けて投資をしなさい!ということです。

卵は複数のカゴに盛りましょう。

では、どれだけのカゴを用意すればいいのか?具体例を一つ提示しますね。

GPIFの運用方法を参考に見ていきます。

aragaki
aragaki

GPIFと言われてピンとくる方は、投資について勉強ができている方です。

GPIFは、年金積立金管理運用独立行政法人のことで、私たちの年金積立金を運用して、積立金を増やすことを目的とした機関です。

なので、下手な運用ができないわけです。ここでいう下手な運用とは、リスクを取りすぎて資産を減らすような運用や、雀の涙のような利益しかだせない運用のことを言います。

丁度いいバランスの運用をGPIFは行っています。そのポートフォリオは、

このようになっています。

つまり、卵(資金)をのせるカゴには、

  • 国内株式
  • 国内債券
  • 外国株式
  • 外国債券

の名前の付け、そのなかに卵(資金)を分散して入れておけば、比較的安全に資産を増やすことができると言えるでしょう。

GPIFは、商品の分散(株式、債券)と、国の分散(国内、外国)をしているわけです。

バークシャ・ハサウェイ社の運用を真似たいのなら…

やっぱり、S&P500よりも2倍の利回りを期待できるのなら、マネをしたいという方に模倣方法を提示したいと思います。

先ほど言ったように、バークシャー・ハサウェイ社のポートフォリオは、

  1. IT 48.5%
  2. 金融 28.2%
  3. 生活必需品 13.0%

このTOP3で90%が構成されているので、この3つを保有すればバークシャー・ハサウェイのポートフォリオに近づけることができると解釈します。

1.ITについてですが、中身はApple社の1社だけなので、Appleを買えば終わりです。

あとの2.金融と3.生活必需品はETFを使って模倣してみます。(模倣にならないだろう!という意見が出るのは承知です)

例)資金100万円で3つのセクターを買って、バークシャー・ハサウェイ社のポートフォリオを模倣しようとした場合

経費率配当利回り資金配分購入枚数
Apple0.73%¥485,00039株
VFH0.1%2.97%¥282,00042株
VDC0.1%2.71%¥130,0007株

以上のような株数で、Appleや各ETFを買うと、バフェットのようなアクティブ運用に近づけることが可能です。

しかも、2つのセクターにおいてはETFを買っているので、バークシャー・ハサウェイ社よりも若干リスクを抑えれているはずです。逆を言えば利回りが下がる、とも言えます。

まとめ

投資の神様の異名を持つバフェット氏が会長兼CEOを務めるバークシャー・ハサウェイ社のポートフォリオをみると、3つのセクターだけで90%を占めています。

そうです!バフェット氏は分散投資をしていないのです。

そしてその成績は、S&P500と比べて倍のパフォーマンスを築いていることから、そのポートフォリオをマネしたくなると思いますが、投資初心者や中級者さんはマネをしないほうが良いと考えます。

S&P500の倍のパフォーマンスを出せるのは、神様だからです。

凡人は素直にインデックス投資や、債券を組み込んだ投資を愚直に続けていきましょう。

どうしても、バークシャー・ハサウェイ社のポートフォリオをマネしたいのであれば、簡便ではあるがETFを使って、

  1. Apple 48.5%
  2. VFH 28.2%
  3. VDC 13.0%
  4. その他 約10%

このような割合で取り組んでみるのはどうでしょうか?

その他10%については、債券やコモディディ(銀、金、プラチナ、ビットコイン)なんか組み込んでみると、投資の幅が効いて面白いかもしれませんが、投資は自己責任でお願いいたします。

米国株雑記
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