グローバルX社が8月26日(水)に東京証券取引所に国内ETF2銘柄を新規上場させました!
楽天証券ではETFが新規上場されたことをうけてキャンペーンを開始しています
このキャンペーンを知るまでグローバルX社について知らなかったのですが、どうやらバンガードやブラックロックなどの投資運用会社の仲間です
グローバルX社ETFの合計資産残高は100億ドルなのに対して バンガードのそれは6兆ドルと比べるとちいさく見えるかもしれませんが グローバルXの特色としては米国のテーマ型やインカム型に強みを持ったETFを運用しています
そんなグローバルXが国内ETFを新規上場させたことで 楽天証券ではキャンペーンが始まりましたので その内容を確認していきたいと思います
記事の最後には、今回上場したETFを実際に購入するかいなかの判断も書いてありますので、最後まで読んでも貰えると嬉しいです
【キャンペーン】楽天証券でグローバルX社のETFを買おう
キャンペーン内容
今回上場したETFだけではなく グローバルX ETFを買付されたお客様全員に 対象銘柄の買付手数料88%を期間中何度でもキャッシュバックするキャンペーンです
キャンペーン期間
キャンペーン期間は 2020年8月26日(水)~9月30日(水)16時 ※国内約定分
米国ETFの場合:現地時間2020年8月25日(火)~9月29日(火)取引分まで
期間指定注文で発注してもキャンペーン期間内に約定しなければ キャンペーン対象とはならないことに注意ください
キャンペーン対象者
キャンペーン期間中にエントリーし グローバル X のETFを買付されたお客様が対象です
国内ETFのキャンペーン対象取引は現物取引買いのみです。キャンペーン対象となるのは、特定・一般口座・未成年口座でのお取引です。
NISA口座の取引は対象外です。また、法人のお客様、金融商品仲介業者(IFA)と契約のお客様も対象外です。
何度も言いますがNISA口座はキャンペーン対象外ですよ~
キャンペーン対象銘柄
楽天証券が取扱っているグローバル X ETF全銘柄(国内上場、米国上場とも)がキャンペーンの対象になります
今回上場したETFはこちらです
詳しくは のちほど紹介しますね
すでに米国で取引されているETFはざっくりこんなかんじです
個人的にSPYDなどのインカム系のETFを運用しているので ここに書いてあるグローバルX社のインカム系ETFについては後日検討したいと思います
(配当利回り10%超えとかあるんだけど どうなってるんだろ?!)
キャンペーン特典
キャンペーン期間中の対象ETFの買付手数料88%をキャッシュバックされます
米国ETFの場合は円貨にてキャッシュバックを行うため 88%相当額のキャッシュバックとなります
なぜ全額キャッシュバックじゃないのかちょっと不思議ですね?
キャッシュバック時期
キャッシュバックされる時期は2020年10月下旬(予定)とのことですが 本キャンペーンは延長する場合があるようなので そのときはキャッシュバック時期も延期されることが予想されます
注意事項
本キャンペーンにはエントリーが必要です。
楽天グループの得意技ですね
楽天市場の買い物でエントリーを忘れて ポイントアップされてなかった経験は誰しあると思います
エントリーはくれぐれも忘れないでくださいね
ご注文が成立した時点で、いったん取引手数料(税込)をお支払いいただきますが、後日、キャンペーン対象日にかかる取引手数料(税込)の88%相当額をキャッシュバックいたします。
キャンペーン終了後にキャッシュバックされることを お忘れなきようお願いします
キャッシュバック時点で、総合取引口座を解約等で閉鎖されている場合は本キャンペーンの対象外となります。
楽天証券は使いやすいネット証券会社なので解約する人は少ないとは思いますが 解約時はご注意ください
本キャンペーンにより、キャッシュバックする金額は、税法上、雑所得となります。お客様によっては確定申告が必要となる場合がありますので、ご注意ください。
完全に落とし穴じゃないですか?!
ここ見逃す人多いと思います!
大事なことは 何度もいいますね
キャッシュバックされる金額は、税法上、雑所得となるため、確定申告が必要です
本キャンペーンにかかる費用はグローバルX社の負担により実施いたします。
楽天証券が負担するんじゃないのね!!
ということは このキャンペーンで得をするのは キャンペーンにエントリーした投資家と楽天証券ということか?!
考え方あってます?
国内ETF2銘柄を新規上場
私の投資戦略にマッチしている高配当ETF 【2564】グローバルX MSCIスーパーディビィデンド-日本株式 ETF について掘り下げていきます
【2564】グローバルX MSCIスーパーディビィデンド-日本株式 ETF
日本の配当利回り上位25銘柄への投資を目指し 信託財産の1口当たりの純資産額の変動率を「MSCIジャパン・高配当セレクト25指数」の変動率に一致させることを目的としたETFです
決済日 毎年1,4,7,10月の各24日の 4回
管理費用 税抜き0.39%
【2564】構成銘柄
【2564】グローバルX MSCIスーパーディビィデンド-日本株式 ETF の構成銘柄25社を確認します
銘柄 | 業種 | 配当利回り | ベータ (対TOPIX) | |
1833 | 奥村組 | 建設業 | 5.46% | 1.02 |
1878 | 大東建託 | 建設業 | 7.20% | 0.84 |
2362 | 夢真ホールディングス | サービス業 | 5.08% | 1.07 |
2768 | 双日 | 卸売業 | 7.14% | 1.14 |
2914 | 日本たばこ産業 | 食料品 | 7.68% | 0.72 |
3244 | サムティ | 不動産業 | 6.00% | 1.07 |
3492 | カタラレーベン不動産投資法人 | 証券会社 | 9.31% | 0.82 |
5019 | 出光興産 | 石油/石炭製品 | 6.97% | 0.99 |
5214 | 日本電気硝子 | ガラス/土石製品 | 5.13% | 1.26 |
5302 | 日本カーボン | ガラス/土石製品 | 5.86% | 1.27 |
6178 | 日本郵政 | サービス業 | 6.43% | 0.77 |
7181 | かんぽ生命保険 | 保険業 | 4.60% | 0.93 |
7182 | ゆうちょ銀行 | 銀行業 | 5.94% | 0.67 |
7272 | ヤマハ発動機 | 輸送用機器 | 5.43% | 1.45 |
7751 | キャノン | 電気機器 | 8.69% | 1.01 |
8002 | 丸紅 | 卸売業 | 5.98% | 1.35 |
8016 | オンワードホールディングス | 繊維製品 | 8.66% | 1.12 |
8214 | AOKIホールディングス | 小売業 | 8.10% | 1.13 |
8304 | あおぞら銀行 | 銀行業 | 8.34% | 1.13 |
8306 | 三菱UFJフィナンシャルG | 銀行業 | 5.78% | 1.02 |
8316 | 三井住友フィナンシャルG | 銀行業 | 6.23% | 0.97 |
8411 | みずほフィナンシャルG | 銀行業 | 5.29% | 0.91 |
8570 | イオンフィナンシャルサービス | その他金融業 | 7.30% | 1.22 |
8963 | インヴィンシブル投資法 | 証券会社 | 11.69% | 1.01 |
9434 | ソフトバンク | 情報/通信業 | 5.86% | – |
ほぼすべての銘柄の配当利回りが5%を超えて 予想配当利回りは6%前後はもらえそうなインカムゲインの宝庫みたいなETFです
しかし ベータ値1を超える銘柄は24社中15社あり 過半数を占めています
ベータ値が1を超える銘柄は TOPIXが仮に1%値動きをすれば 銘柄の株価は1%以上動くということです
つまり ベータ値が高い銘柄は景気に敏感であると言えます
逆にベータ値が低ければ、それは景気鈍感(ディフェンシブ)株と言えるね
ベータ値が1を超えると景気敏感株と言いましたが 一般的に鉄鋼業、化学、銀行、エネルギー、海運、不動産、証券などこれらの業種は景気敏感株と言われています
【2564】グローバルX MSCIスーパーディビィデンド-日本株式 ETF の構成銘柄25社のうち いわゆる景気敏感株と言われる業種は 25銘柄中22社となります
結構 景気敏感株多いですね
【2564】買う?買わない?
私は【2564】グローバルX MSCIスーパーディビィデンド-日本株式 ETFを
買いません
理由は
以上の理由により【2564】を買う予定はありません
組む込み構成銘柄が25社しかないのに景気敏感株の業種に偏りすぎているために これでは分散投資とは言い難いです
長期で投資をしていく原則として分散投資は必須なのに このETFではそれができないというわけです
さらに ちまたでは景気後退入りと言われている中 景気敏感株盛りだくさんのETFを買いに行く勇気は私にはありません
逆張り戦法でいくにしても時期がはやいと判断します
もう1点 買わない理由は管理費用もちょっと高いからです
0.39%と聞けば管理費用は少ないようなイメージを抱きますが 例えば米国高配当ETFの SPYDの管理費用は0.07%で0.1%を切っています
このような管理費用が良心的なETFは国内にはありません
まとめ
グローバルX社から国内ETFが新規上場されたことを受けて 楽天証券では手数料を還元するキャンペーンを行っています
新規上場したETFのうちのひとつ 【2564】グローバルX MSCIスーパーディビィデンド-日本株式 ETF を購入検討をしたところ 私は買わない結論に至りましたが
グローバルX社には まだまだいろいろなテーマ型ないしインカム型のETFが存在します
私もこれから それらのETFを検討しますので みなさんもキャンペーンにのっかりませんか?