コモディティに投資をする方法【投資信託/ETF】

最近私が参考にしているインフルエンサーの何人かに

『コモディティの時代が来る!』っと、言われると情弱な私はついついコモディティに投資をしなければ!っと考えてしまいます。

コモディティ時代論を唱えている方が一人ならまだしも、複数人いることもあって私の心は揺さぶられています。

しかし、数か月前までコモディティ?オルタナティブ資産?と、カタカナ専門用語から逃げていた私が、今から買ってよい商品ではないことは明白です。

ですから直ちにコモディティ投資をするわけではありませんが、妄想ぐらいであればノーリスクなので、仮にコモディティ投資を始めるならどうするか?というのを考えてみました。

そして最後には、コモディティを買うタイミングについても考えてみたので、最後まで読んでもらえると嬉しいです。

コモディティに投資をする方法【投資信託/ETF編】

コモディティとは

まずコモディティとは商品のことを指す言葉であり、コモディティ投資とは、商品先物市場で取引されている原油やガソリンなどのエネルギー、金や銀・プラチナなどの貴金属、トウモロコシや大豆などの穀物、それらを育てる際に使う肥料や農薬、あと建設資材といったコモディティ(商品)に投資することを言います。

コモディティ投資をしようと思ったとき、上記に関連した銘柄を例えば金などの貴金属系や天然ガス、などのエネルギー系、大豆などの食品系などのジャンル別に分けてそれぞれから1銘柄に投資をするか、またはいずれかのジャンルに絞って投資する方法、があります。

しかし、どっちにしてもかなり大変そうです。

かといって、1銘柄だけに投資することもリスクが大きくなります。

よって、お手軽に分散投資ができるという理由から、投資信託ETFをみていきたいと思います。

投資信託

楽天証券の投信スーパーサーチ機能を使ってコモディティ関連のファンドをみていくと、楽天証券からファンドスコアをつけてもらった、つまりお墨付きをもらった5つのファンドがみつかったので、それぞれの基準価額の変動を比較しました。

2015年6月からの比較

すると、いずれのファンドも右肩下がりであることがわかりました。

ファンドスコアがもっともよい『5』をもらったSMTAMコモディティ・オープンが、基準価額からみたときパフォーマンスがもっともましであることがわかります。

ただ、ダイワ/「RICI(R)」コモディティ・ファンドとeMAXISプラスコモディティインデックスを加えた3つのファンドに大きな差はないように思います。

つぎに管理費用(信託報酬を含む)を比較すると、

  • 1.9255%   ダイワ/「RICI(R)」コモディティ・ファンド
  • 1.285%  損保ジャパン・コモディティ ファンド
  • 1.0085%  iシェアーズ コモディティインデックス・ファンド
  • 0.935%  SMTAMコモディティ・オープン
  • 0.9%  eMAXISプラスコモディティインデックス

eMAXISプラスコモディティインデックスがもっとも信託報酬が安いです。

あと純資産の多さ、つまり投資家からより多くの資金が預かっているファンドもみていきましょう。

  • 4.43億円  SMTAMコモディティ・オープン
  • 4.21億円  損保ジャパン・コモディティ ファンド
  • 8.46億円  iシェアーズ コモディティインデックス・ファンド
  • 21.59億円   ダイワ/「RICI(R)」コモディティ・ファンド
  • 27.38億円  eMAXISプラスコモディティインデックス

結果はこのようになり、eMAXISプラスコモディティインデックスにもっとも資金があつまっていることがわかりました。

ここまでをまとめると、

  • パフォーマンスを重視すると
    1. SMTAMコモディティ・オープン
    2. ダイワ/「RICI(R)」コモディティ・ファンド
    3. eMAXISプラスコモディティインデックス
  • コスト重視だと
    1. eMAXISプラスコモディティインデックス
    2. SMTAMコモディティ・オープン
    3. iシェアーズ コモディティインデックス・ファンド
  • 人気を重視すると
    1. eMAXISプラスコモディティインデックス
    2. ダイワ/「RICI(R)」コモディティ・ファンド

このようになって、もっともバランスの取れたファンドは、

eMAXISプラスコモディティインデックス となりました。

ETF

投資信託やETFを探すとき、純資産が多いファンド、つまり投資家から多くの資金を預かっているファンドはどこか?から探すと時間的に楽だと思います。

よって、純資産の多い2つのコモディティETFを確認していきます。

運用会社ティッカー経費率5年トータル
リターン
純資産
インベスコ・パワーシェアーズ・
キャピタル・マネジメント
DBC0.89%4.6%13.8憶ドル
ブラックロックGSG0.75%-0.39%9.14億ドル

直近の5年間のトータルリターンを比較すると、

iシェアーズ S&P GSCI コモディティ・インデックス・トラスト(以下GSG)よりも、

インベスコDBコモディティ・インデックス・トラッキング・ファンド(以下DBC)のほうが、アウトパフォームしています。

そして、DBCのほうが、純資産が多く、投資家からより多くの資金を預かって運用しています。

しかし、経費率を比較した場合、GSGのほうが経費を低く抑えています。

よって、5年以上のもっと長期でみたときに、GSGがDBCをアウトパフォームできていれば、DBCより魅力のあるファンドと言えるようになるので、期間を変更してみてみました。

10年間で比較。緑:GSG 紫:DBC

過去10年間で、GSGとDBCを比較したとき、2012年から2014年の間は、どちらのファンドもパフォーマンスに差はありませんでしたが、2015年以降は、DBCの方がパフォーマンスが優れています。

15年間を比較。緑:GSG 紫:DBC

つぎに過去15年間で見た場合も、DBCの方がパフォーマンスが優れていました。

残念ながら経費率の低いGSGが、パフォーマンスにおいてDBCに勝つことはできませんでした。

コモディティの時代は来るのか?

コモディティの動きをチャートでみると、2011年以降10年以上の弱気相場が続いています。

そこで、弱気相場からの転換のサインがあるかどうかをテクニカル分析します。

DBCの月足チャートをながめてみると、2015-2016年の底値よりも、2020年の底値のほうが切り下がっていますから、本来なら弱気相場が続くと読むことができます。

しかし、オシレーター系であるMACDをみると、MACDは切り上げています。

つまり、トレンド系とオシレーター系とで逆の動き(ダイバージェンス)を起こしているわけです。

ダイバージェンスとは、下降(上昇)トレンドの勢いが弱まったことを示しますから、ここから上昇するかもしれません。

月足

かなり希望のバイアスがかかっていますが、今後のチャートの動きとしては👇のような動きをしてもらえると、コモディティについて買い向かうことができると思います。

まとめ

複数のインフルエンサーから『コモディティの時代が来る』と言われ、心揺さぶられている情弱な私ですが、私がもしコモディティに投資をするならどうするのか?を考えてみると

  1. 先物取引は敷居が高いし
  2. 金鉱株などへの個別株もリスクが大きいため
  3. 投資信託なら、eMAXISプラスコモディティインデックス
  4. 米国ETFの中から、DBC(インベスコDBコモディティ指数トラッキングファンド)を

候補にあげることができました。

しかし、コモディティの価格や指数は、2008年をピークに最大60%以上も暴落しましたし、翌2009年から2014年までは、ほぼ横ばいの相場が続いた後に、2014年のピークから2016年までは一時50%以上も暴落するという、大きな弱気相場が続いています

いちおうは、2016年と2020年の底値でダイバージェンスの関係が成立していることから、相場の転換を予測させるサインはでていますから、買いを考えてもいいのですが、ダイバージェンス後だからと言って必ずしも相場が反転するとは限らないことを考えると、まだ安値が切り上がっていない今のタイミングで、急いでコモディティを買い向かう必要はないと思っています。

つまり、コモディティを買うタイミングは、

  • 安値の切り上がり
  • 50週および200週移動平均線がゴールデンクロスの関係
  • レジスタンスとなりそうな直近の高値($16.3や$18.6)を上に突き抜ける

以上のような時が来た時に、コモディティへの投資を再検討したいと思います。

コメント