楽天証券において、投資信託(つみたてNISAも)のつみたて設定が、楽天カードクレジット決済の場合にポイント還元率が変わります。
2022年9月買付分より、1.0%から0.2%に変更され、もらえるポイントが減ります!
一度下がったポイント還元率が、再度上がるとは考えにくいので、マジ最悪です。
そこで、つみたて設定を楽天カードクレジット決済から、楽天キャッシュ決済に変更して、高いポイント還元率を維持したいと思います。(とは言っても、2022年12月まで)
- つみたて投信の決済方法を変更する手順
- 決済方法を変更しない場合の損失額
- 代行手数料の調べ方
- ポイント還元率の注意点
- 楽天キャッシュを街でつかう時のポイント など
つみたてNISAを楽天キャッシュ決済に変更する手順
ポイント還元率変更に関する、公式の案内は こちら
ではさっそく、つみたてNISAを例に、楽天カードクレジット決済から楽天キャッシュ決済に変更する手順を、紹介します。
写真は、モバイル画面です。
楽天証券にログインしたら、メニューをタップして、手順を踏んでいきましょう。
いろんな種類の投資信託をつみたてている場合は、[✓]すべて選択を選べばOK。
ここでの注意点はふたつ!
①楽天キャッシュにチャージするためのクレジットカードは、楽天カードのみになります。
②設定金額は、投信積立額よりも、多い金額を入力するほうがベター!
設定お疲れ様でした。
この内容でも、難しいという方には、公式サイトをどうぞ こちら
ポイント還元率の注意点
2023年1月以降に注意
ここまでに紹介した手順をつかって、つみたて設定を楽天キャッシュ決済にすると、ポイント還元率が1.0%になります。
でも、ポイントが1.0%もらえるのは、2022年12月までです。
なぜなら、楽天キャッシュ決済に0.5%のポイント還元があるのは、2022年12月までだからです。
2023年1月から、楽天キャッシュ決済に対するポイント還元が0%なら、ポイント還元は最大0.5%になります。
ファンドの代行手数料が年率0.4%未満の投信を積み立てている人は、2023年1月からのポイント還元率にご注意ください。
逆に、ファンドの代行手数料が年率0.4%以上の投信を積み立てている人は、楽天カードクレジット決済のままで、問題ありません。
ファンドの代行手数料が年率0.4%未満の投信
つみたてNISAをしている人のほとんどは、代行手数料が年率0.4%未満の投資信託を選んでいると思います。
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
- などなど
ちなみに、代行手数料とは、
投資信託の信託報酬のうち販売会社に支払われる手数料です。
投資信託の販売会社では、口座管理、分配金の受け渡し、運用報告書の送付など様々なコストがかかります。そのため、運用会社は信託報酬の一部を代行手数料として販売会社に渡すこととなります。
具体的な数値は、目論見書の中身を確認するとわかります。
ここが、0.4%以上か、0.4%未満なのかを確認しましょうね。
代行手数料が0.4%以上のファンドをつみたてしている人だけは、楽天カードクレジット決済のままでOK!
楽天キャッシュ決済にしなかった時の損失額
これが、楽天キャッシュ決済にしなかった時の損失するポイント数になります。
例えば、
- つみたてNISAで、
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を
- 満額つみたてている人が、
- 楽天カード決済のままだと、
33,333 x 0.008 = 266 ポイント
1か月で、266ポイントの損失です。
そして、これが2022年12月の買付日まで続くと、4カ月分なので、
266 x 4 = 1,064 ポイント
決済方法を変えないと、1,000ポイント以上の損失になることがわかりました。
ランチ一回分を、ドブに捨てるみたいなものですね。
仮に、ポイントのもらえる上限5万円分をつみたてている人が、決済方法を変更しなかった場合、1,600ポイントの損失になります。
簡単な手続きなので、面倒ぐさらずに、しっかり設定しましょう。
楽天キャッシュ決済とクレジットカード決済の違いは
楽天キャッシュ決済とクレジットカード決済の比較表
楽天キャッシュ決済 | 楽天カードクレジット決済 | |
つみたて指定日 | 1~28日を指定可能 | 1日か、8日のいずれか (指定はできない) |
ポイント還元率 | ・楽天カードからのチャージで、0.5%のポイント還元 ・投信積立に楽天キャッシュ決済すると、0.5%のポイント還元 | 2022年9月から つみたて金額の積立金額の、0.2%のポイント還元 |
どちらも、つみたて設定のできる上限額は、50,000円までです。
投資資金に余裕のある方は、両方の決済方法をつかうことで、100,000円まで、最大1%の還元率でポイントをもらうことができます。
楽天キャッシュ決済にするメリット
楽天カードクレジットとの違いに、つみたて日を指定できるという点があります。
これをなんとか活かせないかと調べたところ、衝撃の事実を発見しました。
つみたて日の違いによって、投資のパフォーマンスが変わってくるそうです。
こちらの記事の結果によると、
パフォーマンスが最も高かった、つみたて指定日は
・日経平均の場合、16日
・S&P500の場合、26日
以上のようになったそうです。
つみたて日をこだわりたいという人には、耳寄りな情報かもしれません。
楽天キャッシュ(楽天Pay)をつかうメリット
楽天グループは、楽天キャッシュをなんとか普及させたいようです。
そうなると、少なからず反抗心がでてきます。
企業の思惑どうりに、動きたくない!
私もあまのじゃくなので、反抗したい気持ち、めっちゃわかります。
でも、ふだんの買い物に、(楽天キャッシュ優先設定にして)楽天Payをつかうと、最大2.5%のポイントがかえってきます。
2.5%のポイント還元は、熱いです!!
たくさんポイントをもらうための手順はこちら。
ここで、0.5%ポイント還元されます。
ポイントカードのバーコードを、お店に提示すると、最大1.0%ポイントが還元されます。
お店によって、還元率がちがうので、あくまで最大1.0%ね。
楽天ポイントカードの提示で、ポイントのもらえるお店のリストは こちら
楽天Payをつかうと、1.0%ポイント還元されます。
この手順だと、最大2.5%のポイントをもらうまでに、手間がかかるように思うかもしれません。
でも、使うアプリは【楽天Pay】だけなので、その手間はたったひとつのアプリで完結されています。
アプリの切り替えがないのなら、簡単だとは思いませんか!
まとめ
楽天カードクレジット決済のポイント還元率が9月買付分より1.0%から0.2%に変更となります。
これは楽天証券で、つみたてNISAをしているほとんどの人に該当すると思います。
そこで、楽天カードクレジット決済から、楽天キャッシュ決済に切り替える方法を紹介しました。
この設定には、1,000ポイント以上が効果が期待できますので、楽天証券ユーザーさんは、必ず設定変更をよろしくお願いいたします。