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テスラ【TSLA】を買う前に企業分析をしたら財務状況がよくなっていた

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先日、ブルームバーグの記事で読んだのですが、モルガン・スタンレーは米EV(電気自動車)メーカーのテスラについて、『保有しないリスクは保有リスクより高い』と評価したようです。

世界的な金融機関であるモルガン・スタンレーから、『損をしたくなければテスラを買え!』を言われたら、情弱な私は、右から左に聞き流すことができずに、すぐさまにテスラ【TSLA】を買いたくなりました。

しかし、土日を挟んだこともあって少し冷静になれたので、テスラの現状について調べ、その内容について書いていこうと思います。

結果を先に言うと、モルガン・スタンレーの言うとおりにテスラ【TSLA】を買おうと考えています。

目次

モルガン・スタンレーがテスラ推しな理由は?

米大統領バイデン政権がEV(電気自動車)向けに1740億ドル(約19兆円)を振りわける提案を示しており、これによりガソリン車の製造の多い自動車メーカーに対して、テスラが優位に立てる可能性がある!と分析しているようです。

なるほど、政府の一部の資金がテスラに流れ込むということですね。

aragaki
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それなら、テスラの業績が上向く可能性はかなり高いですね。

モルガン・スタンレーはもうひとつ追記してあって、

「短期的に若干の不確実性に見舞われる恐れがあるものの、長期的には右肩上がりのパフォーマンスが期待できる」と指摘しています。

なるほど、テスラを長期で保有すれば、優れたパフォ-マンスが期待できるということですね。

もともと、短期の売買は得意じゃないし、長期で保有するのなら私の戦術にも合っているので、テスラ買います!(イヤ、決断早すぎ!)

チャート(週足)

週足

テスラの株価の週足を眺めてみると、株価が上昇したのは2019年末~2020年以降の話のようで、それまでは今のボラティリティが嘘のように低空飛行を続けていました。

つまり、2019年末に株価が上昇するきっかけが、何ありそうですね。

2020年の年始から、株価は最大で950%超までと急急急躍進して、今は650%超という高い水準に位置します。

2021年、年始から株価は下落していますが、いまだ50週移動平均線よりも高い位置にいるので、調整局面に入っているだけと考えます。

売上と営業利益の推移(バランスの確認)

売上高、営業利益、当期利益の推移

出典:マネックス証券

上のグラフを眺めると、テスラ【TSLA】は2018年まで、万年赤字のダメダメ企業だったことがわかると思います。

だから、この赤字続きの期間にテスラ株を買っていた人にはマジ尊敬します。

長く暗いトンネルから逃げずに保有し続ける忍耐力は、私があこがれるスキルのひとつです。

話が少しそれましたが、赤字続きのテスラも今までの努力が実って、その営業利益を2019年に始めてプラスにさせました。(残念ながら、のちに下方修正されます)

出典:マネックス証券 (単位:百万USD)

つぎに、営業利益が初めてプラスに転じた2019年の売上高ですが、前年比14.5%伸びたのに対して、営業利益は131.6%と高い利益をえています。

また、2020年においても、売上高は前年比28.3%伸びたのに対して、営業利益は2,392.5%と超超超爆益となっています。

つまり、2018年から2019年と、2019年から2020年も売上高成長率と営業利益成長率の関係が非常にアンバランスだと言えます。

ここがアンバランスな場合は本来なら注意が必要なのですが、今回は心配はいりません。

なぜなら、注意が必要なのは、売上が上がっているのに、営業利益が下がっている場合で、いまのテスラはその逆だからです。

売上増なのに、営業利益減の場合は、売上を発生させるまでのコストが大きく増えていることになるので、かならず注意が必要です。

売上👆、営業利益👇、は注意が必要!

テスラは売上⇧、営業利益⇧⇧⇧、なのでいい意味でのアンバランスなわけですが、なぜこのような結果になったのかを、損益計算書をつかってみていきましょう。

損益計算書

単位:百万USD
  • 売上高は+23.8%しているのに
  • 粗利益は+62.94%も増えています。これは収益にかかるコストを抑えることができたからです。
  • 研究費を抑えるなどして、営業にかかるコストも+12.03%に留めることに成功しています。
  • いくつものコスト削減計画が実って、テスラの営業利益はプラ転しています。

キャッシュフローの確認

出典:マネックス証券 (単位:百万USD)

2020年は、営業CF(キャッシュフロー)、財務CF、フリーCFともに著名に増加していて、現金・現金等価物も如実に膨らんでいます。

投資CFは営業CFを超えない程度の額です。

総じていうと、キャッシュフロー(お金の流れ)はかなり堅実だと言えます。

お金の流れは、体の血液の流れと同じなので、血液の流れがよいと動脈硬化などを起こさず健康でいられるように、お金の流れが正常だと企業は順調に成長してくれます。

テスラ【TSLA】のお金の流れに問題はありませんので、今後も飛躍してくれるものと期待します。

まとめ

世界的に有名な金融機関であるモルガン・スタンレーが、テスラ【TSLA】について『保有しないリスクは保有リスクより高い』と評価したことを受けて、言われるがままテスラ【TSLA】を買う前に、自分自身でもテスラの財務状況を確認してみました。

すると、2018年までは営業利益の出ていない苦しい経営状況でしたが、2020年からの営業利益および当期利益は明らかな黒字をだせるようになりました。

これは、いくつものコスト削減計画が実った結果であり、テスラの企業努力の賜物です。

キャッシュフローを確認しても、営業CFが投資CFよりも多いですし、財務CFおよびフリーCFも2018年から増加傾向を維持しているなど、特に問題になるような点はありませんでした。

つまり、財務状況に気になる点はなかったので、テスラ【TSLA】を購入したいと思います。

日足チャート

テスラを買うことが決まったので、いちおうは日足チャートを眺めてみると、

いまの株価は50日移動平均線と200日移動平均線に挟まれていて、どちらに行こうか探っている状況でした。

そして、$539から$591へと安値を切り上げた後に、直近の高値$717を超えようとしています。

つまり、直近の高値$717を超えれば50日移動平均線も超えますから、これらは新たな買いのサインとなりえます。

1株=約$700は高い!!

テスラの日足チャートをながめると、買いのサインが点灯しそうですが、テスラの株価は今$700前後で、$1=¥109~¥110で換算すると約¥80,000もします。

¥80,000と聞くと一カ月の家賃に近い金額となり、なかなか高価‼ですよね。

そこで私は個別株投資をする場合に、PayPay証券も使っています。

PayPay証券なら、日米の個別株を¥1,000という比較的少額から購入することができるので、めちゃくちゃ財布にやさしいです。

それに、たった¥1,000から保有しないリスクから解放されるので、精神衛生上のメリットも大きいと思います。

そして、仮にテスラ株が半値まで下落しても、被害は¥500ですから、総資産に対する痛みはほぼないと言えるので、PayPay証券で個別株を始めるのは結構おすすめです。

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っということで、さっそくテスラ【TSLA】を買い付けました。

PayPay証券で少額から、購入しました。

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