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PayPay証券の手数料について徹底解説 ~対策方法も伝授します~

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PayPay証券には、スマホひとつで¥1,000から日米の株式やETFなどに投資ができるという大きなメリットがあるいっぽうで、

手数料がかかるというデメリットも存在します。

PayPay証券では、為替手数料やスプレッドなど、ちょっとややこしいところがあるので、今日はこの手数料について、徹底解説していきます。

そして、かかる手数料を最小限にする対策についても記事にしていきますので、

  • PayPay証券の口座開設に悩んでいる人
  • 手数料が発生するのはしかたないと諦めている人
  • 口座は開設したけど手数料については、なんとなくしかわかってない人

などに参考になると思います。最後まで読んでもらえると嬉しいです。

目次

手数料またはスプレッドの発生するタイミング

そもそもPayPay証券で手数料(またはスプレッド)が発生するタイミングについて整理しておくと、

  • 証券口座への入出金
  • 株の売買

この2つのタイミングで手数料やスプレッドが発生します。

証券口座の入金(他行への振込手数料)

PayPay証券に限らず、株式を購入したい場合は、まずは証券口座を開設し、その証券口座にお金を入金しなければなりません。

そして、ネットバンキングやATM、銀行窓口、スマホアプリなどからPayPay証券指定のお客様専用のみずほ銀行の口座へ送金すると、証券口座に入金されます。

このPayPay証券口座にお金を入金するときに手数料が発生します。

例えば、三菱UFJ銀行や三井住友銀行の場合、他行への振込手数料は、最低でも¥220必要です。

¥1,000の買い物をするために、¥220もの手数料を取られるとしたらかなり高いですよね。

なので、できるだけ手数料は節約したいものです。

入金時の対策

私が実際にやっている、振込手数料¥220を節約している方法とは、

楽天銀行を使って、振込手数料を¥ゼロにする。
っと、いうものです。

簡単に説明すると、楽天銀行に¥100,000以上の残高があると、他行への振込手数料を1回/月だけ無料にすることができます。

私はこのサービスを利用して、楽天銀行からPayPay証券指定のみずほ銀行口座へ送金することで、¥220を節約しているということです。

ちなみに楽天銀行では、残高が増えるごとに振込手数料を無料にできる回数を増やすこともできます。(下図参照)

楽天銀行のハッピープログラムによるステージ

楽天銀行の口座を開設していないという方は、

ソニー銀行や住信SBI銀行でも、他行への振込手数料を、最低でも1回/月は¥ゼロにできますし、

イオン銀行もMyステージがシルバーステージ以上であれば、他行への振込手数料を、最低でも1回/月は¥ゼロにできるので、

ご自身がメインで使っている銀行では、他行への振込手数料がどのくらいなのか?確認することをおすすめします。

『振込手数料 〇〇銀行』とGoogleで検索すれば、すぐにわかると思います。

証券口座からの出金

証券口座内のお金を出金する時にも振込手数料が発生します。(PayPay証券のみずほ銀行→お客様指定の銀行へ振込)

どれくらいかというと

証券口座からの出金手数料
  • ¥30,000未満の場合
    • (みずほ銀行宛)110円(税込み)
    • (みずほ銀行以外宛)275円(税込み)
  • ¥30,000以上の場合
    • (みずほ銀行宛)220円(税込み)
    • (みずほ銀行以外宛)385円(税込み)

このようになり、みずほ銀行とそれ以外の銀行とでは、¥150以上の差がでます。

今後の期待は、みずほ銀行もそうですが、PayPay銀行の手数料を今後軽減してほしいですね

出金時の対策

つまり、みずほ銀行を持っているなら、それに出金することと、

出金するときは¥30,000以上まとめて出金するほうがお得だといえます。

あと裏技じゃないですけど、出金手数料を無料にできる方法があるので紹介しておくと、

ソフトバンクカードおよびドコモ口座へ出金(チャージ)すれば、出金手数料を無料にできます。

私は両方を利用していないので、使い勝手はわからないのですが、知識としては知っておいて損はないと思います。

【おいたまま買付】は、いまいち

従来の証券会社では、買付の際に証券口座に送金手続きをしなければなりません。

しかしPayPay証券には、「おいたまま買付」というサービスがあって、送金手続きを行わずに、株式の購入代金の決済が可能です。

つまり、楽天証券でいうマネーブリッジのように、株取引の注文だけすれば、あとは自動で送金してくれるというわけです。

aragaki
aragaki

これは、めっちゃ便利!

っと思ったのですが、落とし穴がありました。

「おいたまま買付」では、連携先の銀行口座、ソフトバンクカードおよびドコモ口座から株式等を購入する場合の手数料が、

  • ¥20,000未満:1回あたり110円(税込み)
  • ¥20,000以上:無料

このようになっていて、¥20,000未満の少額の買付では、手数料が発生してしまうんです。

これはPayPay証券の最大の魅力である、少額からの株取引の弊害でしかありません。

「おいたまま買付」というサービスがあることは評価しますが、一度に¥20,000以上も必要とするのなら、PayPay証券ではなく、他のネット証券でもよくなってしまいます。

だからゆくゆくは、PayPay銀行となら金額にかかわらず入出金の手数料が無料!とならないかと、首を長くして待ちたいと思います。

日本株の取引で発生する手数料

PayPay証券での株式の取引にはスプレッドが発生します。

これはFXのスプレッドに似た制度で、実質的な手数料に相当するものです。

スプレッドとは

「基準価格」に対し、お客様との取引の時間帯に応じて定めたスプレッドを、

  • 買付けの場合には加算した金額
  • 売付けの場合は減算した金額

を、それぞれ「取引価格」とし、この差額をスプレッドといいます。

そして、取引する時間帯によって、スプレッドの倍率が変わります。

日本株の時間帯別スプレッド
  • 0.5%  
    • 9:00~11:30
    • 12:30~15:00
  • 1.0%
    • 11:30~12:30

例を出してもう少し詳しく解説すると、

スプレッドの倍率が0.5%となる時間帯に、「基準価格」が¥2,000の銘柄を買った場合の、取引価格は

¥2,000 +(¥2,000×0.5%)=¥2,010

となります。つぎに、「基準価格」が¥2,000の銘柄を売った場合の、取引価格は

¥2,000 -(¥2,000×0.5%)=¥1,990

となります。

買値と売値で¥20の差ができました。

この買値と売値の差額分であるスプレッドを、利用者からもらうことで、PayPay証券の経営が成り立っているわけですから、やっぱりFXのスプレッドとほぼ同じですね。

ということは、スプレッドをゼロにすることはできないので、日本株の取引をするときは、その時間帯に注意しなければなりません。

日本株を取引するときの対策

日本株を取引するときの、手数料に該当するスプレッドを節約するには、

日本株の取引は、9:00~11:30と、12:30~15:00に限定する。

こうすることで、無駄に多くのスプレッドを支払うことを防ぐことができます。

あと個人的には、お昼休憩に該当する時間帯のほうが、スプレッドの倍率を下げてほしいなぁ~。って思います。

米国株の取引きに発生する手数料

PayPay証券では原則として米国株を24時間いつでも1,000円から買付できますが、米国株を取引するときも、日本株同様にスプレッドが発生します。

スプレッドというのは、何度も言いますが、手数料みたいなものです。

スプレッドとは

「基準価格」に対し、お客様との取引の時間帯に応じて定めたスプレッドを、

  • 買付けの場合には加算した金額
  • 売付けの場合は減算した金額

を、それぞれ「取引価格」とし、この差額をスプレッドといいます。

そして日本株同様に、時間帯によってスプレッドが異なるので覚えておいてください。

時間帯別のスプレッドがこちら👇です。

米国株の時間帯別スプレッド
  • 0.5%  
    • 23:30~6:00
    • (夏時間)22:30~5:00
  • 0.7%
    • 上記以外の時間帯

日本株を取引するときの最大スプレッドは1.0%でしたが、米国株を取引するときの最大スプレッドは0.7%ですから、お得💰感があります。

0.2%の差しかないので、夜はしっかり寝たい!という方でも、米国株の取引がしやすいと思います。

もう一つの手数料(為替手数料)

PayPay証券で米国株を取引きするとき、すべて円貨決済(日本円で買う)で購入することができるわけですが、それはPayPay証券が自動で円からドルで決済してくれているからです。

よって、その手間賃となる為替手数料が発生します。

円貨と外貨を交換する際の為替レートは、外国為替市場の動向を踏まえて、PayPay証券が決定した為替レートに1米ドルあたり35銭

  • 買付けの場合は加算したレート
  • 売付けの場合は減算したレート

がそれぞれ適用されます。具体的な数値で言うと

  • $3あたり約¥1
  • $10あたり¥3.5
  • $30あたり¥10.5
  • $100あたり¥30.5

このようになります。

為替手数料については、時間帯や銘柄で変動するものではないので、対策しようがありません。

周知だけしておいてください。

米国株を取引するときの対策

米国株を取引するときの、手数料を節約する方法についてまとめると、

為替手数料はどうすることもできないので、スプレッドにだけ注意が必要です。

基本的には米国の各証券取引所の取引時間内に、売買の注文をすれば、スプレッドを最小の0.5%に抑えることができます。

しかし、どうしても夜は寝たいし、通勤や昼休みの時間帯しか自由にスマホをさわる時間がない、という人でも、スプレッドは0.7%ですから、最悪24時間いつでも注文可能です。

まとめ

PayPay証券で手数料(またはスプレッド)が発生するタイミングは2つあって、

  • 証券口座への入出金
  • 株の売買

この2つのタイミングで手数料やスプレッドが発生します。

まず、証券口座に入出金するときは、

証券口座への入出金にかかる手数料への対策
  • 入金
    • 振込手数料を無料にできる銀行を利用する
    • できるだけまとまった金額を振込む
  • 出金
    • みずほ銀行に出金すると¥100以上節約できる
    • ¥30,000以上まとめて出金する

以上のようにすると、手数料をもっとも節約することができます。

入金するときは、ひと月のなかで2回以上入金することのないように、ある程度まとまった金額を一度に入金するようにしましょう。

また、みずほ銀行以外に出金するさいには、¥30,000以上のまとまった金額を出金しなければ、よけいな手数料を支払うことになりかねませんので、注意しましょう。

次に株の売買取引をする場合は

株取引にかかる手数料への対策
  • 日本株
    • 11:30~12:30の取引は絶対に避ける
  • 米国株
    • 23:30~6:00 または
    • (夏時間)22:30~5:00 に取引をする

お昼の休憩時間をつかって日本株を取引してしまうと、倍の手数料をとられてしまうので、上記の時間帯での日本株の注文はやめましょう。

また、サマータイム以外に米国株を取引きするときは、夜の遅い時間帯に注文するか、夜ふかしが苦手な方は早朝に注文してください。

為替手数料は、どうしようもないのであきらめましょう。

PayPay証券で資産運用をするためには、手数料をしっかり理解しておかなければ、無駄に多くの手数料を支払いかねませんので、今日は記事にまとめてみました。

明日からの資産運用に役立てれば幸いです。

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