2020/6/8からの米国株式市場は上がり続けるのか?

来週の動きを考える前に まずは先週(6/1~5)の米国株式市場の動きをおさらいしていきます

S&P500 4.91%アップ

ダウ平均 6.81%アップ

NASDAQ 3.42%アップ と この一週間で主要3指数はそろって上昇しています

それも3週連続で上がっています

なかでもS&P500の業種別に見るとトップスリーは

  1. エネルギー    7.46%アップ
  2. 金融       3.87%アップ
  3. 資本財・サービス 3.71%アップ
  4. (不動産     3.60%アップ

となり ワーストスリーは

  • 公益事業  1.36%アップ
  • 生活必需品 1.45%アップ
  • ヘルスケア 1.66%アップ

となりました 

ワーストといっても下がったセクターがないところがスゴイ

そして大事なことに気が付いてほしいのですが

株価の回復が他のセクターに比べて遅れていた

  • エネルギー
  • 金融
  • 不動産

これらのセクターの株価も復調してきました

あと6/5に発表された雇用統計でも非農業部門雇用者数が予想を大きく裏切って過去最大の増加となりました

また 失業率についても予想の19%をいい方向に裏切る13.3%となりました

これらの要素が合わさって 先週の株価は大幅高になったと考えます

最後に言い忘れていました NASDAQは2020/2/19につけた史上最高値を一時更新するほどに復調しています

2020/6/8からの米国株式市場は上がり続けるのか?

S&P500のチャート確認

先週の米国市場は上出来すぎる上昇ぶりでしたが

米国株式市場の上昇は今週も続くのか?

を考えていきたいと思います

指数(株価)が上昇する勢いが続くのかを調べるうえで

私は相場の値動きの勢いを見たい時には ボリンジャーバンドをつかっています

先の一週間の値動き(日足)でのボリンジャーバンドをみてみましょう

ボリンジャーバンドが6/1から開いているのがわかるでしょうか?

このボリンジャーバンドの両方が開いているときは値動きが大きく勢いがあることを示します

特に 

移動平均線を中心に価格とは反対側のボリンジャーバンドが開いている時は非常に勢いがあります

どういうことかというと

赤枠で囲ったような局面 つまりボリンジャーバンドの両方が開いているときが 最も勢いのある場面ということです

上位足がこういう局面のなかを 下位足で波に乗ることができれば利益を生むことができます

難しいかもしれませんが 今日伝えたいことは 

S&P500の日足をボリンジャーバンドで見る限り 上昇の勢いがまだ継続している ということです

欧州(STOXX50)のチャート確認

STOXX50に連動したETF FEZの日足チャートです

約2週間前に安値を更新されたときは 2番底へ向かうのか?と心配しましたが 株価は押し目を作ることなく上昇を続けており 移動平均線のならびが美しい並びとなりました

6/3 ドイツでは約16兆円規模の景気対策をまとめました

その内容は消費減税でした

日本でもこういう思い切った政策をだしてくれる政治家や総理大臣が欲しいです

F&G Index

先週末は Greed で いまも Greed になっています

経済が再開されているために 緩やかに景気が良くなるのはいいのですが 

新型コロナウィルスが根絶したわけでも 

ワクチンができたわけでもないので 楽観視はしていません

米国のCOVID-19 一日の感染者数の推移

出典:Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
世界のCOVID-19一日の感染者数の推移
米国のCOVID-19 一日の感染者数の推移

世界の一日の感染者数の推移は横ばいが続いていましたが この2、3週間で上昇して一日の最大感染者数を更新しています

感染者数2位のブラジルの一日の感染者数が若干減少気味でしたが

ペルー・メキシコ・チリなどの南米国や インド・イラン・サウジアラビアなどの中東またはそれに近い国家の一日の感染者数はまだまだ増加を続けています

米国の一日の感染者数は減少傾向をでしたが ここへきてこの2週間は横ばいとなっております

増加しないか注意して観察したいと思います

世界規模で感染の第2波がこないことを願います

米国失業保険申請件数

直接 失業率や失業者数を調べるよりも 失業者の推移をみるうえでこちらデータ(失業保険申請件数)を私は参考にしています

なぜなら 

失業者 や失業率のデータは月間ベースでしか公表されないのに対し 失業保険申請件数のほうは週間データが公表されるために 情報収集がしやすいからです

こちらのデータを見ていたので 先週に発表された失業率や非農業部門雇用者数が予想よりも良かったことに対して 私にとってはサプライズではありませんでした 

失業保険申請件数の推移を見ればわかるように 失業者は確実に減っています

総合PMI

PMIをざっくり説明すると 

原材料や部品などの仕入れを担当している購買担当者へアンケートを実施し そこから得たデータを数値化したものです

PMIによって 購買担当者の考えや行動 今後の景気の見通しを判断します

PMIの見方・使い方は

50を境界として 

値が50を下回れば景気が落ち込んでいると考えている人が多いことを示し 

逆に50を超えれば景気が良くなると考えている人が多いことを示します

2020年4月には過去最低の27でしたが 5月に4月を上回った暫定的な36.4から37に改訂されました

コロナウイルスのパンデミックが原因で 民間部門の活動ではこれまでで2番目に大きな収縮を示していますが 景気が上昇に向かっていると考える購買担当者が前回よりも増えたと解釈します

まとめ

株価の予想を1(下がる)~5(上がる)の五段階評価でまとめると

  • チャート   4
  • 欧州     4
  • F&G index   4
  • 感染者数   4
  • 失業保険申請件数  3.5
  • PMI     3

上がるほうにバイアスはかけつつも 押し目を作ろうと一旦は下げるかも?くらいに考えています

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