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株価下落に強い米国高配当株 -GILD-

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今回の株価の下落や

過去のリーマンショックでの下落面で

株価の下落に強かった銘柄のひとつを紹介したいと思います

それは ギリアド・サイエンシズ -GILD- です

医薬品会社です

目次

ギリアド・サイエンシズ -GILD-

概要

ギリアド・サイエンシズは

HIVを始め さまざまは領域で革新的な治療薬を届けており

例えば C型肝炎の治療薬の開発にも尽力している企業です

また 製品の特許が切れる前から生産権利を付与し

後発医薬品の早期提供を実現することで

HIV C型肝炎 結核患者へ治療薬が届きやすい環境にしています

これにより発展途上国の患者にも治療薬が提供しやすくなっています

日本にも支社があり 従業員は約300名いるそうです

https://www.gilead.co.jp/

暴落時の株価チャート

リーマンショック時のS&P500 と比較してみます

期間はリーマンショック直前の2007年から

S&P500がショックで受けた下落を取り戻した2012年までです

出典:Yahoo finance 
2007/2-2012/12 青:S&P500  紫:GILD

リーマンショックで軒並み株価を下げていく2009年初旬まで

GILDは株価をキープしています

2010年から2012年の間は株価を下げていますが

2012年以降は飛躍的に株価を上げています

2013年には株価を約1.7倍にしています

出典:Yahoo finance 
2019/3-2020/3 青:S&P500  紫:GILD

今回のCOVID-19による下落時も確認するために

直近の1年間の株価も比較します

COVID-19のことがなければGILDはS&P500に負けてそうですね

GILDはCOVIS-19の下落の影響を無視するかのように

株価を上昇させています

 

配当利回り 3.57%

株価 $80.22(2020/3/7付)

配当利回り 3.57%($2.72)

さきほどの過去1年間のチャートを見る限り

株価が下がったから配当利回りが上がっているわけではないようです

むしろ 株価は上がっているのに 

これだけの配当利回りがある と解釈したほうがいいのではないでしょうか

増配年数 4年

GILD:配当金推移

増配年数4年は短いですが そもそも

GILDが配当金を出すようになったは2015年からです

そして配当金をだすようにしてから一応 毎年増配もしています

配当株とするには歴史が浅いかもしれません

配当性向 42.52%

特に何もいうことはありませんね

妥当な水準を保っていると思います

ROE 23.91%

自己資本利益率は10%を超えたら優良企業と思っています

なので23%はかなりの安全圏を示していると思います

営業利益率 19.10%

営業利益率=営業利益÷売上高×100

4,287.00 ÷ 22,449.00 = 19.10%

こちらも10%を超えたら優良企業と思っているので

GILDは優良企業かもしれませんね

自己資本比率 36.55%

出典:楽天証券

自己資本比率は50%以上欲しかったです

ちょっと借金がしながら経営しているようです

ちなみに 2016年の自己資本比率は71%程度で

2017年には22%にまで下がっています

実は2016年以降 売上高は下がっているんですよね~

でも同業種の中でいえば

営業利益やEPSも高値ですし 良企業と判断します

補足

今回のCOVID-19の流行にたいして

抗ウイルス薬の後期臨床試験を開始すると発表しています

よって今回の株価が上昇した理由に この発表が後押しした可能性はあります

あと GILDはみんなに人気のETFのひとつである

HDVの組入上位銘柄 第11位 に属しています

まとめ

ギリアド・サイエンシズ -GILD- は製薬会社です

最近になって配当金をだすようになったため

配当株 増配株として扱うのは歴史が浅いです

また 売上も落ち気味なため投資先として警戒するかもしれません

しかしリーマンショックでも動じなかった株価・企業力は忘れないでほしいです

株価下落に強い米国株を引き続き紹介します

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