金融リテラシークイズに引き続き挑戦していく
金融リテラシークイズ -その2-
①太郎と花子は同い年です 花子は25歳の時に念10万円の預金を始め その後も毎年10万円の預金を続けました 一方太郎は25歳の時には預金をせず 50歳の時に年20万の預金を始めました 二人が75歳になったとき どちらの預金残高が多いでしょうか(一つだけ)
a.預け入れ金額は全く同じのため 二人の預金残高は同じである
b.各年の預け入れ額が多いため 太郎の預金残高の方が多い
c.預け入れ金額が多いため 花子の預金残高の方が多い
d.複利で利子が付く期間が長いため 花子の預金残高の方が多い
e.わからない
正解は
d.複利で利子が付く期間が長いため 花子の預金残高の方が多い
で 正答率は54.1%(前回2016年 53.2%)
正答率50%を超えてたらいいほうな気がしてきた
つぎに多い回答は
a.わからない (22.4%)
だった
2割の人たちよ!
頼むから考えることをあきらめないでほしい!
お金 大事でしょ!
お金 貯める 増やす 守る それ自分
考える 勉強する あきらめないで!
この問題の肝は 利子による複利だ
実際に計算してみる
花子さんの場合
毎年10万円(毎月8,333円)預け入れ
年利0.1%とすると
50年後には 概ね
+12万6千円 となる
一方 太郎さんの場合
毎年20万円(毎月16,667円)預け入れ
年利0.1%とすると
25年後には 概ね
+6万3千円 となり
利息による利益は 花子さんの半額だ
これは預金での話だが
これが投資の話なら
トータルで同じ金額を投資しても
投資期間の長いほうが利益が大きいことになる
このことにも気が付いてほしい
投資を始めるスタートが早ければ早いほど
投資期間が長ければ長いほど
複利を味方につけることができ
有利だということだ