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【書評:あたりまえだけどなかなかできない仕事のルール】7年間新人教育を続けている私が愛用している書籍

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今年も4月がやってきました。

じつは私にとって4月はちょっと憂鬱でした。

なぜならば、毎年やってくる新人の教育をしなければならないからです。

新人を教育するということが会社にとって非常に重要なことである!

それは理解しているのですが、

  • 仕事は自分でやったほうが早いし 
  • 人に物事を教えるのってエネルギー使うし 
  • 自分の仕事だけを黙々と取り組みたい

という感情が少なくありません。

そんな新人教育に対してネガティブに考えていた私が 新人教育を任されたときに 何を一番に重要視するかを考えました

業務内容や業務の流れを覚えてもらうことはあたりまえなので 新人教育とは

いかに社会人として良識のある人間を育てられるか?

に着目することにしました

その思いを胸に書店に行き 巡り合えたのがこの書籍でした

この書籍のなかには仕事に対する101のルールがあります

私が新人へのオリエンテーションに与えられた時間は7時間です

7時間のうちに この書籍の内容+業務内容+社内ルール+社内部署案内など

到底 時間が足りません

よって 101ルールの中から厳選した10のルールをオリエンテーションのなかで話するようにしています

その一部を紹介しながら私の感想を記事しますが この書籍は

私と同じ新人教育担当者はもちろん

先輩との関係がいまいちギクシャクしていて人間関係を改善したいと思っている新人さん

にも胸に刺さる言葉が書かれている書籍ですので ぜひ手に取ってください

目次

書評:あたりまえだけどなかなかできない仕事のルール [ 浜口直太 ]

挨拶は相手の前まで行き目を見て元気よく行おう

挨拶は最初に相手の存在を認識し受け入れ 敬意を払う人間だけができる大切な行為であり コミュニケーションの一つです

挨拶をしなければ 相手は少なくとも3つのことを考えるでしょう

  • そもそも自分のことを嫌っているので できるだけコミュニケーションをとりたくない
  • 挨拶できないくらいに元気がない
  • 挨拶なんてどうでもいい

いずれにしても相手に与える不快感は大きいでしょう

どのような理由であれ挨拶をしなければ 相手はあなたのことを

 基礎的なマナーができない無礼な人間

 基本的なコミュニケーションのできない協調性なしのひと

との評価を知らず知らずのうちにしてしまいます

あなたはあいてにとって嫌な存在となっていきます

他のことで一生懸命努力しても 挨拶がきちんとできなければ 人間として評価されないのです

挨拶によって相手を気持ちよくすることで 相手もあなたを気持ちよくしてくれるでしょう

どうせ挨拶をするなら 効果的にしてみませんか?

挨拶の仕方でもっとも丁寧なのは 相手の目の前まで行き 目を見て元気よく行うことです

ここまで丁寧なあいさつをされたら相手はあなたのファンになることでしょう

感想

あたりまえだけどなかなかできない理由は 恥ずかしさや どこか自分に自信がないことが原因かもしれません

私も新人の頃 相手の目を見ることが苦手でした

(今でも若干苦手ですが…)

相手の目を見ることが苦手な方はをみて 会話をしてみてください

そのうち 目をみて話すことがあたりまえとして慣れてきます

すると 挨拶や会話の内容が伝わりやすくなります

また 顔だけを相手に向けて挨拶や会話をするのではなく 体ごと相手の方を向いて挨拶や会話をするようにしましょう

顔だけの場合よりも体ごと相手に向かうほうが 気持ちの伝わる力が大きくなります

人に不快感を与えない身だしなみや服装を心がけよう

第一印象ですべてが決まるということはよくあることです

人間として中身はそう簡単に変えられないですが 服装や身だしなみだけは相手に好印象を与えるように気を付けたいものです

どんなに若くても また偉くても身だしなみや服装で相手に不快感を与える人は 本物の人から相手にされないでしょう

せっかくお会いするのですから 自分中心の身だしなみや服装をせず できるだけ好印象をもってもらえるように気を遣うのは 相手を敬うマナーとしてあたりまえのことではないでしょうか

『服装の乱れは 心の乱れ』

相手に不快感を与えていないか?自信がなければ 素直に上司に聞いてみたらどうでしょう

感想

男性なら 無精髭 髪型 に

女性なら 髪の色 爪 アクセサリー 香水

などに気を付けてほしいものです

身だしなみの整っていない人は自分の個性を出したいのだと私は思っています

でもそれは間違っています

管理人
管理人

個性というのは 普段からの接遇 仕事に対する姿勢

そういったものから十分に滲み出ています

わざわざ外見で目立とうとする必要はありません

あと 具体的なよい身だしなみとはなんでしょうか?

それはあなたが履歴書に貼った写真のような状態です

あの写真は相手によい印象をもってもらいたいと願いながら 写真を撮り 履歴書に貼ったはずです

その気持ちを忘れないでください

まわりの人からどんどん教えを請おう

『聞くは一時の恥 聞かぬは一生の恥』

わからないことは恥ずかしがらず 

その都度勇気を出して素直に聞いたほうが

どんなに後々大きな恥をかかなくて済むかを指摘していますよね

感想

人に物事を聞くのってエネルギーいりますよね

でもなんでも聞いていいのが新人 新入社員の特権です

管理人
管理人

新人さんはどんどん聞いて どんどん学びましょう!

でもひとつ気を付けて欲しいのは 新人がわからないことを聞いてくるのはあたりまえなのに 聞かれたら嫌な顔をする先輩がいることです

そういう先輩には教えてもらった感謝の気持ちを 大げさに伝えましょう

そうすれば相手は『教えてよかった』と思え 次から嫌な顔をすることが減ってくるはずです

具体的に どのように感謝の言葉を言うのか?

教えてもらった直後なら

仕事の手を止めさせてすみませんでした。ありがとうございます。

とか また事後なら

先日教えて頂いたことを参考にしたら〇〇上司にほめてもらえました。

などと伝えると相手は教えてよかったと思うはずです

一度注意されたら二度と同じことを言われないようにしよう

何度言っても直らないということは 言われていることを真剣に聞いていない

受け入れていないこということです とても不誠実なことです

例えば 注意してくれた人があなたが好意を抱いている異性だったらどうでしょう?

あなたは しまったー!と思って二度と同じ失敗はしないでしょう

好きな人に言われたことは絶対に繰り返さないはずです

それはもちろん 嫌われたくないからです

会社で同じ失敗を繰り返すということは 上司に嫌われることを

なんとも思っていないということであり

上司に信頼されて将来を嘱望されることを拒否していることなのです

また 何度いっても変わらない人は

そのうちまわりの人が何も言わなくなります

言われなくなることは楽かもしれませんが

それが得か損かは少し考えてみればわかりますよね

取り返しがつかなくなる前に 一度注意されたことは即座に直すようにしましょう

感想

注意された側にはわからないと思いますが 人を注意するという行為は 注意する側からすればとてもとてもしんどいです

管理人
管理人

指導するのって すごくエネルギーをつかいます

こればかりは注意する側にならないとわからないと思いますが めっちゃエネルギーがいります!

なぜなら やり方によってはこちらも嫌われるからです

新入社員は先輩 上司に嫌われたくないですよね?

でも先輩や上司も実は同じで 新入社員に嫌われたくないんです

嫌われないように どうやって指導すれば心に刺さる指導ができるのか?

それを考えながら先輩や上司はあなたに 注意をしています

その気持ちにあなたも答えてください

まとめ

新入社員に送る あたりまえだけどなかなかできない仕事のルール はいかがだったでしょうか?

私が新人教育を担って以降 この書籍のおかげもあって 大きく道を外すような人材は育っておりません

その証拠に 社員のなかには 公務員になったり 現職よりも社員の多い企業に転職できたりしています

ひとえに 仕事力はもちろん 人間性社会性が備わっているからだと思っています

仕事のルールは101あります

新入社員さんや教育担当者さん 職場の人間関係に悩む方にも 他のルールをぜひ読んで欲しいと思います

書いてあることを実行すれば 時間はかかるかもしれませんが まわりからの反応は良い方向に変わっていくはずです

本の題名は仕事のルールですが 人間力を上げるルール としても使えます!

あたりまえだけどなかなかできない仕事のルール[ 浜口直太 ]

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