FXで大損した過去を持つ私が、今トラリピという自動売買システムを使ってFXに再挑戦しています。
運用開始から5ヶ月ですが、9月はまずまずな結果となりました。
それでもほぼ毎日のように分配金(正確には違うけど)がもらえるトラリピには魅力があります。
引き続き使っていくので、皆さんにも聞いて欲しくて記事にしました。
- トラリピとはどんなものなのか?
- 私の設定や成果はどうだったのか?
- 設定するときのポイントは?
これらについて書いていきます。
2023年8月 トラリピの成果
これまでの成果はこちら
確定損益額
初期費用 30万円からのスタートしました。
そして2023年7月初めに1万円を入金し、8月分以降からは毎月1〜2万円を追加入金しています。
これまで入金した合計は35万円になり、これが今の軍資金です。
この35万円に対して、2023年9月の確定損益は +7,974円となりました。
先月と比べると32%アップ。
EUR/GBP | AUD/NZD | USD/CAD | 合計 | 確定損益資金 | 自己|
2023.5 | 0 | 3,069 | 1,109 | 4,178 | 300,000 |
2023.6 | 4,771 | 3,758 | 1,838 | 10,367 | 300,000 |
2023.7 | 4,880 | 5,831 | 3,559 | 14,270 | 310,000 |
2023.8 | 3,608 | 2,409 | 0 | 6,017 | 330,000 |
2023.9 | 2,150 | 3,966 | 1,858 | 7,974 | 350,000 |
合計 | 15,409 | 19,023 | 8,364 | 42,806 |
確かに2023年の8月、9月は利益を減らしていますが、利回りを計算してみると
2023年9月の単月でみた月利は 約2.3% になります。
月利ではピンとこないので、年利に換算しますね。
計算すると、2023年9月 トラリピの実績年利は、約27%になりました。
高配当株投資の利回り 3〜6%
不動産クラファンの利回り 3〜10%
米国ETF【JEPI】 の利回り 10%
これらと比べると、いかにトラリピの成績がバグっているのか分かりやすいと思います。
確定利益が最高益月の半分になったので、「しょぼ!」と思ってましたが、十分な成績です。
計算することで、不安が解消されてひと安心です。
しかし、リターンが大きいということは、リスクを大きく取っている証。
実質レバレッジを見てみると、5倍を超えています。
長期投資なら1〜3倍が適正と考えているので、リスクはちょっと多めな状況です。
リスク取りすぎてるかも!
調子に乗らないように、自重します。
リアルなトラリピの成果は、Twitterでも公開してます。>> こちら
含み損額
確定損益のいいところばかり伝えるのはズルいので、含み損の状況を伝えます。
EUR /GBP −2,006
AUD /NZD 0
USD /CAD −36,109
含み損の合計額は、ー38,115円です。
うぎゃ〜、含み損が5ヶ月間の確定利益(42,806円)を吹っ飛ばしてる!
こういうこともある!と理解していたけど、キーボードを打つ手が震えてきました😥
含み損の増えた理由
含み損の多いUSDCADの日足チャートを見てみます。
9月(Sep)の価格が、月中旬から上昇を続けています。
RSIを見ると買われすぎのサインがでそうなほど上昇しています。
MACDもゴールデンクロスしています。
USDCADが上昇するということは、USDが買われ、CADが売られたということです。
なぜUSDが買われ、CADが売られたか?
いろいろ理由はあるようで、大きく3つ挙げられます。
- 原油価格の下落
- 米国の金利見通しの上昇
- カナダの景気回復の鈍化
原油価格は、カナダドルに大きな影響を与える要因です。
原油価格が下落すると、カナダの輸出収入や経済成長に悪影響を及ぼし、カナダドル安につながります。
最近は、イラン核合意への不安や米国の在庫増加などにより、原油価格は下落傾向にあります。
米国では、9月の雇用統計が10月6日に発表されます。
8月の雇用統計は予想を下回る結果となり、FRBの利上げ時期が遅れるとの観測が強まりました。
しかし、9月の雇用統計が改善されると、FRBの利上げ観測が再燃し、米ドル高につながる可能性があります。
カナダでは、10月2日に日銀短観(9月調査)が発表されました。
6月調査では、大企業・製造業の業況判断指数(DI)がプラス5と前回より改善されました。
しかし、9月調査では、自動車生産の減少や訪日外国人の減少などにより、改善幅が縮小しました。
カナダ経済が低迷すれば、カナダドル安につながる可能性があります。
以上の要因を総合して、米ドル高・カナダドル安の流れが強まり、USDCADは上昇したと考えられます。
2023年9月 トラリピの設定
私は、トラリピの公式がおすすめしている3通貨を運用しています。
2023年9月の設定は、7月以降変更なしです。
USD /CAD の設定
公式でいう「ハーフ&ハーフ戦略」が元になってます。
毎月入金することで、トラップ数をまだまだ増やしたいところです。
AUD /NZD の設定
公式ではダイヤモンド戦略を推していますが、資金不足のため、こちらも「ハーフ&ハーフ戦略」です。
AUDNZDの設定は、しばらくこのままの予定。
EUR /GBP の設定
公式おすすめの「ハーフ&ハーフ戦略」です。
当初のトラップ数は「4」とかなり少ない設定でした。
これでは全くと言っていいほどトレードできなかったので変更!
設定のポイント
以上のように設定していますが、気をつけたポイントはひとつだけ!
それは、「必要資金の合計」です。
2023.5月までは「必要資金の合計」が5万円前後になるように、各通貨で設定していました。
しかし、ハーフ&ハーフ戦略であるなら、売りと買いの注文が同時入ることはありません。
よって、売り買いそれぞれの必要資金の合計を、出資金の30万円まで引き上げることにしました。
このようにして、トラップ数を増やすことを実現しています。
2023年5月までのリスクと変わりないトレードができると考えています。
トラリピでお小遣いを稼ぐ方法(おさらい)
トラリピの基礎
トラリピというお金を増やす方法について話していきます。
トラリピとは、外国のお金(通貨)を売ったり買ったりすることで、お小遣いを稼ぐことができるシステムです。
外国のお金は、日本のお金と比べて価値が変わることがあります。
例えば、1ドルが100円だったとします。このとき、100円で1ドルを買っておきます。
すると、しばらくして1ドルが110円になったとします。
このとき、1ドルを売ると110円になります。
つまり、100円で買って110円で売ることで、10円の利益が出るわけです。
これが外国のお金を売ったり買ったりすることでお金を増やす方法です。
でも、外国のお金の価値はいつ変わるか分からないし、自分で売ったり買ったりするのは大変ですよね。
そこで、トラリピが便利なんです。
トラリピは、あらかじめ決めたルールに従って、自動的に外国のお金を売ったり買ったりしてくれるシステムです。
例えば、「1ドルが100円になったら買って、110円になったら売る」というルールを設定することができます。
すると、トラリピはそのルールに従って、自動的に1ドルを買ったり売ったりしてくれます。
これで、何もしなくてもお小遣いを稼ぐことができるわけです。
トラリピのメリット、デメリット
もちろん、トラリピにもメリットとデメリットがあります。
ですから、トラリピを使うときは、自分の目標やリスクに合わせて設定を考える必要があります。
私はトラリピを使って、毎月のお小遣いを増やしていきたいと考えています。
今後も、私のトラリピの設定や成果について紹介していきますね。
さいごに
トラリピは、外国のお金を売ったり買ったりすることでお小遣いを稼ぐことができるシステムです。
自動的に売買してくれるので、手間がかかりません。
でも、リスクもありますので、注意して使いましょう。
私はトラリピで毎月のお小遣いを増やしています。
毎日のスタバ代をトラリピで稼ぐことも難しくありません。
あなたもトラリピに挑戦してみませんか!