4/20~4/24の動きですが
S&P500は 一週間で▲1.3% ダウン
ダウ工業株は 1.1% アップ
NASDAQは 1.7% アップ です
S&P500は下がっているのにNASDAQは上がっている
つまり 米国全体としては下げているのを
GAFAMなどのIT・ハイテク企業がマーケットを支えている ということです
米国債券市場 10年債利回りは 0.6% アップ
債権が下がってくると株価の上昇に期待できるんですけどね
2020/4/27からの米国株式市場の動向予想ですが 先に言うと
わからない です
ただこうなったら次はこうなりそう っていうのを最後に綴っておきました
2020/4/27からの米国株式市場の動向は?
チャートはS&P500です
直近の指数(チャート)
指数は 一応の底値を切り上げながら上昇していますが
二つの移動平均線に挟まれています
上値も重そうでどっちつかずな状態です
この3週間くらいで 三角保ち合い にも見えます
MACD
MACDは一旦は下に突き抜けましたが
逆に上に突き出そうにもみえます
どちらにも見えるということは あまり参考にならないということです
欧州のチャート
COVID-19の一日の感染者が減少気味にある欧州のチャート
ヴァンガード社ETF VGK を見てみます
全体的な形はS&P500と大差ありませんが
この2週間でいうとS&P500はわずかに上がっているのに対して
欧州の指数は下がっています
そしてボリュームも下がっていますね
F&G index
40を切ってFearを示しています
一度40を割り込むと20-30まで落ち込む印象があります
あくまで印象です
米国のCOVID-19一日の感染者数の推移
わずかに下がってきたかな?っというあわい期待がでてきたところで
直近の一日の上昇で鼻をくじかれた形です
諸悪の根源が落ちつきを見せてくれないと市場を動かせません
まとめ
1(下がる)~5(上がる)の五段階評価でまとめます
- チャート 3
- MACD 3
- 欧州 2
- F&G index 2
- 感染者数 3
どっちつかずで わからない が答えです
わからない のままではおもしろくないので言います
指数が中期の移動平均線を上回ったとき
市場は上昇トレンドになるかもしれません
なぜなら 直近の上値も更新(ダウ理論成立)しますし
MACDも上向きになるからです
しかし 大きくは上がらないと思います
中期の移動平均線の向きが上向きになるまでは 大きく上がらないと考えます
そもそも COVID-19の感染者数が落ち着かないと大きな上昇は望めないはずです
逆に 指数が短期の移動平均線を下回れば
(中期の移動平均線も必然に下回る)
市場は下降トレンドへと容易に移行しそうです
指数が短期の移動平均線を下回れば MACDの向きも下向きになり
中期移動平均線の向きに指数の動きが揃います
そのうち短期移動平均線も下向きとなるでしょう
要約すると
株価は上がっても きっと限局的でそれほど上がらない
株価が下がると一気に下がるかもしれない
ということです