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毎月分配型の投資信託を買いたい人は【予想分配金提示型】がおすすめ

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毎月分配金(配当金)をもらうのって憧れませんか?

私は毎月分配金のような不労所得をもらえることに憧れて、はじめての投資信託に毎月分配型の商品を選ぼうとしたことがあります。

結果的にそれを購入することはしませんでしたが、『毎月分配型』というフレーズには、いまでも非常に魅力を感じています。

では、どうして毎月分配型の投資信託を購入しなかったのかというと、毎月分配型の投資信託ではタコ足分配による基準価額の目減りが大きなデメリットになるからです。

これから資産を増やしたいという方にとって、基準価額の目減りは痛手にしかならないので、買いませんでした。

しかし、タコ足分配にならない(なりにくい)毎月分配型の投資信託があったとしたら興味がでてきませんか?じつはそういう商品(投資信託)があるんです!

それが、予想分配金提示型の投資信託です。

今回の記事では、この予想分配金提示型投資信託の特徴を紹介していきますので、

『毎月分配金がほしい』

『毎月の不労所得に魅力を感じる』

という方に参考になると思います。

あと、この商品を私なら買うか否か?についての意見も書きましたので、最後まで読んでもらえると嬉しいです。

目次

予想分配金提示型の投資信託は非常に人気が高い

さまざまある投資信託のなかから、何に人気が集まっているかを知るとき、純資産をみるとわかります。

純資産というのは、投資家から集まった資金そのものなので、より多くの資金が集まっている投資信託は、それだけ人気が高いというわけです。

つぎに、楽天証券をつかって2600以上ある投資信託のなかから、純資産の多いものを順番に見ていくと、もっとも多くの資金を集めている商品は、予想分配提示型の投資信託でした!

純資産の多い投資信託 TOP10

TOP1-5
TOP6-10

そして、投資信託の中でもっとも純資産の多い商品には、1.2兆円の資金が集まっている(2021/8月現在)のに対し、つみたてNISAのなかで人気の【eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)】で6,000億円、 【ひふみプラス】で4,700億円です。

つみたてNISAのなかで人気のTOP2商品が預かっている純資産を合算しても、【 アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型】のそれよりも少ないことから、 予想分配金提示型の投資信託への人気がすさまじいとわかってもらえると思います。

純資産1.2兆円

アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型

名前が長すぎて読みあげるにはしんどいですが、その人気の高さは【BTS】なみです!

ちなみに、純資産順にならべたTOP10のなかに、毎月分配型の投資信託が5つもあることから、毎月分配金をもらうことに憧れをいただいている人は私だけではないとわかりますね。

タコ足分配になりにくい

予想分配金提示型の投資信託に、なぜこれほどまでの人気があるのかというと、従来の毎月分配型投資信託の場合にあった、資産のとりくずしとなるタコ足分配への不安が払拭されたからです。

そもそも予想分配金提示型とは、基準価額の水準によって分配する金額を決めている投資信託のことです。

つまり、 従来の毎月分配型の多くが定額の分配金を払っていたのに対して、予想分配金提示型は、相場の好不調に応じて、分配金を増減しているということです。

aragaki
aragaki

歩合制のお給料みたいなものですね。

従来型は、相場が不調な時も定額の分配金を支払うことになるため、不調な期間が長く続けば資産を取り崩していくしかありません。

でも、予想分配金提示型なら、支払う分配金を増減させたり無配にすることもできるので、資産を取り崩すまで至らないシステムになっています。

もらえる分配金を予想できる

目論見書より

もう少し詳しく説明するために、先ほど紹介した【アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型】を例に出すと、

同商品では、上図のようにそれぞれの基準価額にたいして、分配金額が決めています。

例えば、2021年8月の場合ですと、8月15日は日曜日ですので、翌営業日が決算となります。

決算日:2021年8月16日

つぎに、分配金額は決算日の前営業日の基準価額に応じて決まるので、

2021年8月13日金曜日時点の基準価額が12,813円ですから、もらえる分配金は1万口あたり300円(税引前)となります。

このようにもらえる分配金について、見通しを立てることができるのが、予想分配金提示型の特徴です。

2020-2021年のように株式相場が好調であれば、継続して毎月分配金を頂くことができます。

分配されない月もある

株式低迷期

さきほど基準価額に応じて、毎月の分配金額は変動することを説明しましたが、予想分配金提示型の投資信託は毎月分配型ではあるものの、基準価額が低すぎる(11,000円未満)と分配金が支払われない(支払えない)月もあります。

実際、基準価額が10,000円を割りこんだ2016年1月から2017年1月までの1年間、分配金は一度も支払われていません。

そうです!1年間、無配です!

毎月分配金がもらえるという事で資金を預けた業者から、1年間も分配金が届かなかったら、『詐欺案件』扱いしたくなりませんか?

よって、予想分配金提示型の投資信託には、相場の低迷期が長いと無配になる期間も長くなる!ということは覚えておく必要があります。

分配金には税金がかかる

当たり前と言えばあたりまえなのですが、もらう分配金には税金がかかります。

個別株やETFからもらう配当金にも税金がかかるのと同じです。

よって、支払う税率は通常20.315%(所得税15.315%、住民税5%)となります。

しかし幸いにも、予想分配金提示型の投資信託の中には、NISA口座で購入できる商品がありますので、それらをNISA口座をつかって購入した場合は、もらえる分配金を非課税にすることができます。

ちなみに、さきほど紹介した【アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型】はNISA口座で購入可能ですし、

楽天証券では、NISA口座で買える予想分配金提示型投資信託が、26本用意されているので、節税しながら分配金をいただくことは難しくないと言えます。

予想分配金提示型投資信託は、NISA口座で購入できる

管理費用が高い

予想分配提示型の投資信託全般に言えることですが、その管理費用(含む信託報酬)が高い傾向にあります。

例えば、みんなが大好きな 【eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)】の管理費用が0.0968%であるのに対して、 予想分配提示型の投資信託のそれは1.65%~2.09%と、非常に高い数値となっています。

信託報酬というのは日々計上されたのちに、基準価額に反映されるものなので、信託報酬が高い場合はその基準価額の上昇の妨げになります。

よって予想分配提示型の投資信託というのは、基準価額の水準次第で分配金額が増減する商品でありながら、管理費用が高いせいで基準価額が上がりにくい仕組みになっている!ことは理解しておく必要があります。

まとめ

今回は、 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) よりも人気があって、投資家から資金が集まっている『予想分配金提示型の投資信託』について紹介しました。

予想分配金提示型の投資信託には、基準価額によって毎月の分配金額が変動するが、その見通しを立てることはできる。

しかし、その分配金が0円になることもあるし、そもそももらう分配金には税金がかかる、などという特徴があります。

メリット

  • 毎月分配金がもらえる
  • もらえる分配金の見通しが立てれる
  • タコ足分配になりにくい
  • NISA口座で購入できる

デメリット

  • 分配金が変動する
  • 分配金が無配になることもある
  • 商品によっては、過去に1年間無配の期間があった
  • 分配金には税金がかかる
  • 管理費用が高い

これらの特徴をふまえ、私がこの予想分配金提示型の投資信託を買うか否かを考えた結果ですが、その答えは

『今は、買いません!』

となります。

たしかに分配金は欲しいですが、いまの私は、どうしても毎月分配金がほしいというステージにいないので、今は買いません。

私の今のステージは、もらった分配金でちょっと贅沢をするというよりも、子供の養育資金や老後資金を蓄えたりふやしたりする、いわば資産を形成するステージにいるので、『今は、予想分配金提示型の投資信託は買いません』。

もし買うとすれば、それは退職後になると思います。

退職することで得た退職金を持て余していたら、これらの予想分配金提示型の投資信託を買って、年金の足しにするかどうかを考えると思います。

同じサラリーマン投資家さんの参考になれば幸いです。

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