【徹底比較】SBIネオモバイル証券 vs LINE証券《3番勝負》

日本の個別株に投資をしようとすると、基本的には単元株を買う必要があります。

単元株、つまり100株以上(厳密には企業によって決めることができる)を買う必要があるわけです。

しかし、私のような平均所得のリーマン投資家には、銘柄によっては購入金額が大きくなり、購入に踏ん切りがつかない場合が少なくありません。

例えば、最近話題の携帯料金に関連した銘柄のひとつ、KDDIの場合は、単元株を買おうと思うと約30万円必要ですし、

ウォーレン・バフェットが買った総合商事銘柄のひとつである、伊藤忠商事の場合も約25万円必要になってきます。

これら一銘柄だけなら、まだ購入することは難しくないのですが、リスクを下げるための分散投資をしようと複数の銘柄を購入するとなると、結構な資金が必要になるんですね。

そこで近年、単元未満株(ミニ株なんて言われたりもします)でも株が購入できる証券会社が増えてきたわけですが、

その代表証券会社としてSBIネオモバイル証券と、LINE証券が有名だと思います。

この記事では両者を比較しながら、私と同じサラリーマン投資家に合う単元未満株取引ができる証券会社はどちらか?を考えていきたいと思います。

結論を言うと私に合う証券会社は、SBIネオモバイル証券でした。

現物取引手数料の比較

長らく投資をしていくためには手数料のことを忘れてはいけません。なぜなら、仮に手数料が高ければ、そのぶん利回りが下がってしまうからです。

SBIネオモバイル証券

1ヵ月の約定代金合計額が50万円以下の場合に限るという条件はありますが、手数料は月額220円(税込)で取引し放題です。

さらに毎月Tポイントが200ptもらえるので、実質の手数料は20円になります。

リーマン投資家の場合は月に50万円以上も入金できないでしょうから、条件に関しては、難しく考えなくてよいでしょう。

補足
  • 毎月もらえるTポイント200ptは、SBIネオモバイル証券でしか使えません!
  • 手数料の月額220円(税込)は、取引の有無に関わらずに発生しますが、サービスの一時停止を申請すれば翌月から免除も可能です。

LINE証券

LINE証券なら、現物の買付手数料はいつでも無料です。しかし、売却時には手数料が発生します。

よって私のような高配当株投資、つまり値上がり益を狙わないバイアンドホールドを手法としている投資家に向いていると言えそうです。

しかし、落とし穴がありましたが、LINE証券では買付手数料は無料でも、基準価格に取引コストとして、スプレッド(差額)を乗せる方式をとっています!

aragaki
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スプレッドって、言い方を変えただけで手数料じゃないん!?

このスプレッドの内容がややこしいことややこしいこと(怒

ここでの説明は簡単にしますが、銘柄の株価に0.2~1.0%のスプレッドという名のコストが発生します。

リードで書いた伊藤忠商事を例に確認していきましょう。

スプレッドの確認

伊藤忠商事はグループAに分類されており、日中取引(9:00~11:20、12:30~14:50)であれば、0.2%のスプレッドが発生し、夜間取引などの場合、最大の1.0%のスプレッドが発生します。つまり

伊藤忠商事の株価が約¥2,500ですから、1株だけ買う場合、最小のスプレッドが加算されると、¥2,505(+¥5)となるわけです。また、最大スプレッドが加算された場合は、¥2,525(+¥25)となるわけです。

当たり前ですが、日中と夜間などの取引とでは、スプレッドに5倍の差がありますので、LINE証券で売買するときは取引時刻に気を付ける必要があります。

買うだけの場合(バイアンドホールド)

あとLINE証券で、グループA内の銘柄を月額1万円以内で買った場合、スプレッドは20円未満となるので、この場合はLINE証券のほうがSBIネオモバイル証券よりも手数料をお得にできます。

逆を言えば、月額1万円を超えて銘柄を買った場合は、スプレッドが20円を超えてしまうので、この場合はSBIネオモバイル証券のほうが手数料がお得になるというわけです。

売買する場合

出典:LINE証券

売るときのことも想定するならば、スプレッドは売る時にも発生するため、バイアンドホールドのときよりもスプレッドは2倍になります。

つまり、

グループA内の銘柄を月額5千円以内で売買した場合、スプレッドは20円未満となるので、この場合はLINE証券のほうがSBIネオモバイル証券よりも手数料をお得にできます。

ちなみグループAというのは、LINE証券が開設序盤から取り扱っている315銘柄のことで、あとグループBとCの3つのグループに分けられています。それぞれのグループによってスプレッドが異なってややこしいので、公式からの図解だけ貼っておきますね。

出典:LINE証券

小まとめ

LINE証券のスプレッドの複雑さのことを考えると、手数料を概算しやすいSBIネオモバイル証券のほうが、月額実質20円の手数料で、50万円までなら買付が何度でも何銘柄でも購入できるので、わかりやすいと思います。

手数料のお得さで選ぶなら、月額1万円未満の購入ならばLINE証券のほうがお得になります。逆に月額1万円を超えて購入した場合は、SBIネオモバイル証券のほうがお得になります。

手数料の比較まとめ
  • 手数料のわかりやすさで選ぶなら、SBIネオモバイル証券
  • 月額1万円未満の購入なら、手数料(スプレッド)がお得なのは、LINE証券

取り扱い銘柄数

証券会社選びをするときに、手数料のつぎに私が大事だと思っているのは、取り扱い銘柄数です。

なぜなら、買いたい銘柄が他の証券会社なら買えるのに、自分のメイン証券会社では買えないなんて、悔しいじゃないですか!

SBIネオモバイル証券

東京証券取引所(1部/2部/マザーズ/JASDAQ)上場銘柄の買付、売却が可能であり、その数は3,000銘柄以上です。

基本的には、買えない銘柄はないと考えてもらっていいです!

事前に欲しい銘柄が取り扱っているのか確認したい方こちらへ

LINE証券

2020年10月5日に、それまでの315銘柄から1,015銘柄へと3倍以上に拡大してきました。

取り扱う銘柄が増えたことは喜ばしいことなのですが、スプレッドのことを考えると手放しには喜べません。

どういう事かというと、10月5日以前までのスプレッドは最小0.05%だったのに対して、銘柄が増えたタイミングでスプレッドは最小0.2%になっています。つまりスプレッドは4倍に増えているわけです。

さらに、グループAだのグループBだの、サッカーワールドカップの予選リーグでもないのに、銘柄を分けてスプレッドの発生率をわかりにくくしています。

せめて、グループ分けをするのは、わかりにくくなるので、採用してほしくなかったです。

小まとめ

SBIネオモバイル証券の取り扱い銘柄数は、約3,000社なのに対して、

LINE証券の取り扱い銘柄数は、約1,000社と3倍の差があります。

しかもLINE証券に関しては、取り扱い銘柄数を増数したことをきっかけにスプレッドも増大しています。

よって、つぎに取り扱い銘柄数を増やしてきたとき、スプレッドがさらに増大するかもしれないという心配事があります。

SBIネオモバイル証券に軍配があがりました。

取引時間

SBIネオモバイル証券

SBIネオモバイル証券の取引時間は、注文時間と約定時間に差があります。つまり、リアルタイム取引ではありません。

  • 注文時間/約定時間
  • 0:00~7:00/当日前場始値
  • 7:00~10:30/当日後場始値
  • 10:30~13:30/当日後場終値
  • 13:30~24:00/翌営業日前場始値

自分が買いたいと思ったタイミングで売買ができないので、思っていたよりも高く買い付けてしまったり、安く売りに出してしまったり、逆に思っていたよりも安く買い付けたり、高く売りに出したり。という思惑どおりにいかないリスクやストレスが発生します。

LINE証券

ざっくり言うと、9:00~21:00の間で、リアルタイム取引ができます。

そして、夜間(17:00~21:00)における日本株の単元未満株の取引ができるのはLINE証券のみです(2020/08/20現在)。

SBIネオモバイル証券は、リアルタイム取引ではありません。

ここまで言うとLINE証券に魅力を感じますが、

お昼休みや夜間の取引には多くのスプレッドが発生しますし、夜間にリアルタイム取引ができるのは、グループAに分類された銘柄だけ!

といった注意が必要です。

小まとめ

株価を指定の価格で買いたい!っと考える方は、リアルタイム取引を重要視しているということなので、その場合はLINE証券一択となります。

本業の都合上、日中にチャートや株価を確認することができない方には、SBIネオモバイル証券をおすすめします。

なぜなら、日中に株価の確認ができないのであれば、そもそも注文と約定の株価に差が生じても、さほど気にならないと思うからです。

私の場合で恐縮ですが、私が個別株を買う場合は、

配当金目的に高配当銘柄に投資をすることが前提ですので、多少の株価の変動はあまり重要ではなく、減配するかいかなのほうが重要です。

よって、リアルタイム取引は、高配当投資にはそれほど必要ではありません。

逆にキャピタルゲインを狙った投資をしたい方は、リアルタイム取引のできるLINE証券のほうを選ぶとよいでしょう。

共通点

SBIネオモバイル証券とLINE証券の共通点もおさらいしておきます。

ポイント投資

両社とも、使えるポイントは異なりますが、ポイント投資ができるという点では共通しています。

  • SBIネオモバイル証券=Tポイント
  • LINE証券=LINEポイント

SBIネオモバイル証券のTポイントは、期間固定Tポイントが200ptが毎月もらえますし、

LINEポイントは、1ポイント単位で入金できるほか、つみたて投資にもLINEポイントが使えます。

配当金・株主優待

両社とも、1株当たりの配当金を受け取ることが可能ですし、

株主優待も、条件(概ね100株以上の銘柄が多いです)さえクリアすれば、株主優待を受け取ることも可能です。

まとめ

3つの項目で比較してきましたが、私にとって重要なのは、ぶっちゃけ手数料の問題だけで、その他の要素はそれほど重要ではありません。

よって私(サラリーマン投資家)が高配当株投資として、日本の個別株を単元未満株で買付しようとしたときに、

選んだ理由
  • リアルタイム取引ではないために
  • 注文価格と約定価格に差が出るかもしれませんが
  • 毎月1万円以上の投資資金で買付ができるのなら
  • 取り扱い銘柄数が多くて
  • 手数料もわかりやすい

以上の理由で、私はSBIネオモバイル証券を選びます!

Tポイントで株取引は"ネオモバ"だけです!

ちなみにLINE証券にない、ネオモバイル証券だけの特徴としては

  1. 定額買い付けができる
  2. IPO取引を1株から申し込みができる
  3. WealthNavi for ネオモバ の口座開設をすると、自動の資産運用が可能

以上のような特徴があります。SBIネオモバイル証券について詳しく書いたことがあるので、興味のある方は下記の記事も読んでみてください。

(あともう少しだけ記事は続きます)

私のようなサラリーマン投資家に合う単元未満株取引ができる証券会社はSBIネオモバイル証券としましたが、LINE証券がまったく使い物にならない証券会社というわけではありません。

ネオモバイル証券にない、LINE証券の魅力は

  1. リアルタイム取引ができる
  2. タイムセールなどのイベントが多い
  3. LINE Payでの入出金が即時に反映される
  4. スマホアプリをダウンロードしなくてよい
  5. 信用取引が可能!しかも売買手数料は無料!
  6. 毎月1,000円から投資信託のつみたて投資が可能

以上のように、たくさんの魅力があります。

スプレッドへの理解が十分にあって、毎月の投資額が1万円未満の方なら、LINE証券はあなたにとって、SBIネオモバイル証券よりもたくさんのメリットをもたらしてくれるでしょう!

口座開設は、たった3分もあれば可能です!もちろん口座を開設するだけなら無料です!

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