まずは先週(5/11~15)の米国株式市場の動きをおさらいしていきます
S&P500 3.20%アップ
ダウ平均 3.29%アップ
NASDAQ 3.44%アップ と この一週間で主要3指数はそろって上昇しています
なかでもS&P500の業種別に見るとトップスリーは
- 不動産 2.21%アップ
- 公益事業 1.14%アップ
- コミュニケーション 0.45%アップ
となりました
また 5/21に発表されました5月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は
36.4と前回4月の27.0から改善しました
PMIをざっくり説明すると 原材料や部品などの仕入れを担当している購買担当者へアンケートを実施し そこから得たデータを数値化したものです
PMIによって 購買担当者の考えや行動 今後の景気の見通しを判断します
50を境界として 値が50を下回れば景気が落ち込んでいると考えている人が多いことを示し 50を超えればその逆で 景気が良くなると考えている人が多いを示します
今回の場合は 50を下回っているが 景気が上昇に向かっていると考える購買担当者が前回よりも増えたと解釈できます
2020/5/26からの米国マーケットの動向は?
S&P500のチャート確認
今日はいきなり4時間足で分析しています
①指数は高値・安値を切り上げながら上昇をしていきます
②ここで高値は更新するもMACDの高値は更新することができずダイバージェンス(逆行現象)を起こしました
よって 指数の上昇に陰りがでて 下落へとトレンド転換の可能性を考えました
③高値を更新することができないまま 3か月移動平均線(オレンジ)を下回り 安値も更新したために下降トレンドへの転換を疑いました
④しかし実際は 指数は上昇し続け 高値を更新します
上昇トレンドの再スタートの可能性を考えるも またもダイバージェンスが起こりそうです
よって 来週は少し下落するのかな?
あれこれと書きましたが 3週連続で見立てを外している管理人です
予想が外れるということはレンジ(横ばい)相場だと 自分に都合のいいように解釈して自分を慰めることにします
欧州(STOXX50)のチャート確認
STOXX50に連動したETF FEZの日足チャートです
さきの一週間では上昇しており 価格も各移動平均線を上回っています
私のチャートでいう3カ月平均線を意味するオレンジの移動平均線を上回ってきました
しかし かなり緩やかな上昇のため 4月からレンジ(よこばい)相場と解釈することもできる
F&G Index
先週末は Fear でしたが いまは Neutral になっています
経済が段階的に再開されていくため 緩やかでもいいので Greed になってほしいです
米国のCOVID-19 一日の感染者数の推移
世界の一日の感染者数の推移は横ばいが続いていましたが この一週間で上昇して一日の最大感染者数を更新しています
感染者数2位のロシアの一日の感染者数が減少気味でした(最新ではブラジルが2位に浮上)
ブラジル・ペルー・メキシコ・チリなどの南米国や インド・イラン・サウジアラビアなどの中東またはそれに近い国家の一日の感染者数はまだまだ増加を続けています
ロックダウンが解除されるなか 感染の第2波がこないことを願います
米国の失業者数
この2ヵ月くらいの間の米国失業者数は右肩下がりが続いています
これが 失業者数が多くても株価が徐々に上がっていく理由のひとつなのでしょうが
- 5/2-7 17.5%ダウン
- 5/9-14 5.9%ダウン
- 5/16-21 18.2%ダウン
先週 再雇用のスピードに陰りがあるかも?と不安視していましたが大丈夫のようです
仕事につけ お給料が貰え お金を使って経済が回す 当たり前の生活を1日でもはやく取り戻したいです
まとめ
株価の予想を1(下がる)~5(上がる)の五段階評価でまとめると
- チャート 3
- 欧州 3.5
- F&G index 3
- 感染者数 4
- 失業者数 3.5
- PMI 3.5
上がるほうにバイアスはかけつつも 火~木曜日は一旦は下げるかも?くらいに考えています
2020/5/25月曜日のマーケットは休場ですので 夜は勉強の時間に隔てたいと思います