
楽天証券では、2020年8月25日(火)~2020年9月25日(金)7:00 までの期間に、純金・プラチナを積立デビューした場合に特典が付きます。
また、SBI証券でも、2020/8/19(水)8:00~2020/9/25(金)7:45 までの期間に、純金・プラチナ・銀を新規定額積立した場合はもちろん、積立金増額設定した場合でも特典がついてくるキャンペーンを行っています。
いっけん似ているキャンペーンですが、どちらがよりお得なのか?検討していきたいと思います。
ゴールドへの投資を検討している方の参考になれば幸いです。
ゴールドを積立するなら【SBI証券vs楽天証券】
キャンペーン内容の比較
楽天証券
キャンペーン期間中に、はじめて純金・プラチナ取引で積み立てされたお客様に、もれなく200ポイントプレゼントいたします。
SBI証券
期間限定で定額積立取引にかかる手数料を全額キャッシュバックいたします。
SBI証券の手数料の全額キャッシュバックをという言葉に、大きなメリット感を抱きます
結論(どちらがお得?)

結論をいいますと、純金を積立していくのなら、楽天証券のほうがお得です。
理由は2つあります。
- SBI証券のキャンペーンで手数料が全額キャッシュバックされるのは、多くても2か月分だけ。
- あくまで積み立てていくことが前提であり、毎回の手数料は楽天証券の方が安い!
解説していきます
キャッシュバック
例えば10,000円を毎月純金積立した場合
楽天証券では、手数料が税抜き1.5%ですので、毎月150円が発生します。
キャンペーンでもらえるポイントが200ポイントですから、2か月分にも満たない特典です。
一方SBI証券では、手数料が税抜き2.0%ですので、毎月200円の手数料が発生し、キャンペーンでキャッシュバックされるのは、2か月分の400円ということになります。
10,000円純金積立した場合の特典
楽天証券 200ポイント(200円) 手数料1か月分強
SBI証券 400円 手数料2か月分
SBI証券のほうがお得な感じがするでしょうか?しかし、純金積立は1,000円から可能なので、その場合も見ていきます。
1,000円を毎月純金積立した場合
楽天証券では、手数料が税抜き1.5%ですので、毎月15円の手数料が発生します。
キャンペーンでもらえるポイントが200ポイントですから、手数料13か月分の特典になります。
一方SBI証券では、手数料が税抜き2.0%ですので、毎月20円の手数料が発生し、キャンペーンでキャッシュバックされるのは、2か月分で40円ということになります。
1,000円純金積立した場合の特典
楽天証券 200ポイント(200円) 手数料13か月分強
SBI証券 40円 手数料2か月分
つまり、キャンペーンをお得に活用できるのは、毎月の投資金額が少ない場合、楽天証券の方がお得ということです。

金は価格変動が大きいので、少額投資をおすすめします!
手数料

キャンペーンをしてくれるのはありがたいのですが、そもそもの手数料の差が純金積立をする上で大きな差として出てきます。
✅楽天証券 1.5%
✅SBI証券 2%
純金を積立て投資するわけですから、数年間は見通ししなければなりません。
例えば 3年間純金を毎月1,000円積立した場合を比較すると、積立総額36,000円に対して、
楽天証券では、540円ですが、
SBI証券では、720円となります。
毎月の積立額が小さいので、大きな差に見えないかもしれませんが、積立額が増えればその差額も大きくなりますので、手数料は少ないものを選びたいものです。
楽天証券のキャンペーンのデメリット
ここまでは、純金積立をするのは手数料の少ない楽天証券をおすすめしましたが、このキャンペーンの恩恵をうけることができるのは、はじめて純金の取引をした方限定という点です。
すでに純金・プラチナを積立ている方は、キャンペーンの恩恵を受けることができません。
しかし、何度も言いますが楽天証券は純金・プラチナの買付手数料が他社よりも少ないので、キャンペーン抜きに考えても、お得な証券会社であることに間違いはありません。
SBI証券のキャンペーンのメリット
楽天証券よりも、純金・プラチナの買付手数料が高いSBI証券ですが、そのキャンペーンの内容には、楽天証券にはないメリットが2つあります。それは、
✔既存客も、増額設定すればキャンペーン対象
✔銀の積立もキャンペーン対象
新規積立はもちろん、すでに積立設定している方も、増額設定をすればキャンペーンの恩恵をうけることができ、最大2か月分の手数料がキャッシュバックされます。
また、SBI証券のキャンペーンは純金・プラチナだけではなく、銀の取引でもキャンペーン対象となっています。
銀の価格は2014年から2019年までおとなしかったのですが、今年暴騰し始めています。

興味のある方はSBI証券のキャンペーンを検討してみてください。
まとめ

純金・プラチナは一般的に、株式や債券の相関性が低いといわれており、ポートフォリオに組み込むことで、リスクヘッジの効果が期待できます。
そこで、楽天証券とSBI証券で始めている、純金・プラチナの積立に関するキャンペーンを比較しました。
その結果、毎月の積立額が少ないほど楽天証券の方がキャンペーンでの恩恵が多いことがわかりました。
しかし、そもそも数年かけて純金・プラチナを積立するのであれば買付手数料の少ない楽天証券がお得で望ましいです。