2020/5/18からの米国株式市場は売り時か?

まずは先週(5/11~15)の米国株式市場の動きをおさらいしていきます

S&P500 2.26%ダウン

ダウ平均 2.65%ダウン

NASDAQ 1.17%ダウン とこの一週間で主要3指数はそろって下落しています

3指数の下落率を比較すると NASDAQが一番下落を抑えていることがわかります

つまりFANGなどのIT・ハイテク企業がマーケットを牽引していることが数値ではっきりとわかりますね

おかげで話題の米国ETFであるQQQ(NASDAQ100に連動したETF)も好調ですね

率直な意見 私も買いたくなります

ちなみにこのNASDAQには日本企業の日産自動車や任天堂も上場しています

次に 先々週末にトランプ大統領の中国との関係が悪くなりそうな発言のせい?で株価が下落した日がありましたが 先週末中国の副首相や米財務長官たちの会談で丸く収まったかに見えた米中関係がまたこじれそうです

米商務省が5/15 中国通信機器大手であるHUAWEI(ファーウェイ)に対する禁輸措置の強化を発表しました

これによる米中関係の悪化があたえる経済への悪影響が懸念されました

またFRBも

COVID-19のパンデミックがさらに深刻化すると株式などの資産価格は大幅に下落する恐れがある

として強い警戒感を示したことから 15日の株価は下がると思われたのですが下がるどころか上がりました

これは経済活動の再開の動きが広がり 景気回復への期待の方が強かったからだと推察します

ちなみに経済指数の一つ ミシガン大学消費者信頼感指数 が予想の68.0を上回る73.7となり 数値は低いながら前月の71.8から2.6%アップしています

このことからも 消費者の心理上は消費への期待感がふくらんでいると考えることができます

ミシガン大学消費者信頼感指数

あとトピックスとして 金(ゴールド)の価格が上昇を続けているようです

株を買う資金がゴールドに流れていると解釈すると 今後の株価上昇に陰りがでそうです

しかし株価と金が価格が必ずしもトレードオフとは限らないので参考程度にみていきます

それにしても 投資対象として個人的に金ついてもっと勉強しようと思っています

前置きが長くなりました チャート分析をしていきます

2020/5/18からの米国株式市場は?

S&P500 チャートの動き

日足 3ヵ月

先週の予想では 上昇する可能性が高いと思い 買うタイミングについて詳しく書いたのですが 一週間単位だと下落しましたね

下落のパターンを書けば株価は上がり 上昇パターンについて書けば株価は下がっています

管理人の記事は逆の意味に参考にするといいかもしれませんよ

(;^_^A

チャートを4時間足にします

①値動きですが 安値高値いずれも切り上げながら上昇しておりダウ理論が成立していました

➁しかし 指数とMACDはダイバージェンス(逆行現象)を起こしており いつ上昇トレンドが終わってもおかしくない状況でした

③次に (チャートではわかりにくいですが)高値を更新することができずに さらに安値を更新していることから 下降トレンドへの転換を疑います

④MACDも下に突き抜けた状態を維持しています

⑤各移動平均線が収束しており 指数も移動平均線に挟まれた状況でどちらにいくのか読みにくいです 

総評

直近の安値を更新しているので

仮に下落すると考えた時 短期から長期移動平均線の並び順が汚くなり 大きくは下がらないと考えます

買い時は

指数が短期移動平均線を上に貫いて MACDも上向いた時と考えます

指数が上がる方が 移動平均線の並び順が美しいですね

欧州のチャート

FEZ 日足 3カ月

STOXX50に連動したETF FEZの日足チャートです

さきの一週間では下落しており 価格も各移動平均線を下回っています

これはIMFのシニアエコノミストが12日に アジアと欧州諸国が新型コロナウイルス感染防止に向けたロックダウン措置を解除すれば 感染の第2波到来のリスクにさらされると警鐘を鳴らした ためと考えられています

F&G index

先週末は Neutral でしたが いまは Fear になっています

バフェット流にいくなら 悲観のなかでの買い を実行できる場面と言えますね

米国のCOVID-19 一日の感染者数の推移

出典:Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
世界のCOVID-19一日の感染者数の推移
米国のCOVID-19 一日の感染者数の推移

世界の一日の感染者数の推移はまだ横ばいです

米国の一日の感染者数はいちおう減少傾向にあるようです

ロックダウンが段階的に解除されるなかで オーバーシュートしないことを願います

米国の失業者数

米国失業者数の推移 週間データ

この1.5カ月くらいの米国失業者数は右肩下がりが続いています

これが 失業者数が多くても株価が徐々に上がっていく理由のひとつなのでしょうが

5/2-7の間17.5%ダウンした失業者数が 5/9-14の間では6.2%ダウンしかしていません

再雇用のスピードに陰りがあると考えます

まとめ

株価の予想を1(下がる)~5(上がる)の五段階評価でまとめると

  • チャート  2.5
  • 欧州    2
  • F&G index  2
  • 感染者数  3.5
  • 失業者数  3.5
  • 消費者信頼感指数 3.5
  • ゴールド価格上昇 2

下がるほうにバイアスはかけつつも 移動平均線の様子をみて上昇するのか を見定めていきたいです

コメント