2021年2月17日、PayPay証券誕生を記念して、米国株と日本株のあわせて50銘柄が追加されました。
これでPayPay証券での取り扱い銘柄は、全319銘柄(米国株・日本株・ETF・REIT含む)に拡充したことになります。
さらにキャンペーンとして、最大5万円分の株式購入代金がもらえるイベントもスタートしています。
せっかくなので、新しく追加された米国株の中から、おすすめの銘柄を3つ厳選したので紹介していきます。
- 【AVGO】ブロードコム
- 【HCA】HCAヘルスケア
- 【TMO】サーモ・フィッシャー・サイエンティフィック
あと、キャンペーンの内容にも少しふれておきますので、今回の記事は
以上のような方に参考になると思うので、最後まで読んでもらえると嬉しいです。
追加された米国株
2021年2月17日、PayPay証券に追加された米国株25銘柄を確認します。
- 【AAL】アメリカン航空
- 【ABNB】エアビーアンドビー
- 【AI】シースリーエーアイ
- 【AVGO】ブロードコム
- 【CRSP】クリスパー・セラピューティクス
- 【CVS】CVSヘルス
- 【DASH】ドアダッシュ
- 【FCEL】フューエルセル・エナジー
- 【FSLY】ファーストリー
- 【GILD】ギリアド・サイエンシズ
- 【HCA】HCAヘルスケア
- 【LMND】レモネード
- 【NEE】ネクステラ・エナジー
- 【PLTR】パランティア・テクノロジーズ
- 【PLUG】プラグ・パワー
- 【SNOW】スノーフレーク
- 【SPOT】スポティファイ・テクノロジー
- 【TMO】サーモ・フィッシャー・サイエンティフィック
- 【U】ユニティ・ソフトウェア
- 【WBA】ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス
- 【XLNX】ザイリンクス
- 【ZG】ジロー・グループ
あとETFが3つです。
この3つのETFは、いずれも非常に優れたETFですので、今回わざわざ取り上げる必要はないと判断しました。
- 【VIG】バンガード・米国増配株式ETF
- 【VTI】バンガード・トータル・ストック・マーケットETF
- 【VYM】バンガード・米国高配当株式ETF
VYMについては、👇でも紹介しています。
キャンペーンの概要
PayPay証券誕生記念!日米株50銘柄追加キャンペーンの概要です。
期間
日本時間の
2021年2月17日(水)0:00~2021年3月31日(水)23:59約定分までが対象です。
内容
キャンペーン期間中に対象の米国株・日本株を買付けされたお客様の中から、抽選で買付け金額に応じて株式購入代金をプレゼント。
キャンペーン賞品
- 1等:100万円以上の買付けで50,000円分の株式購入代金(3人)
- 2等:30万円以上の買付けで15,000円分の株式購入代金(90人)
- 3等:3万円以上の買付けで1,000円分の株式購入代金(1,000人)
今回おすすめする3つの銘柄をそれぞれ10,000円分買うと、抽選の対象になれるということです。
【AVGO】ブロードコム
【AVGO】ブロードコムは、半導体およびインフラストラクチャソフトウェアソリューションの設計、開発、および提供を行うテクノロジー会社で、
半導体ソリューションとインフラストラクチャソフトウェアの2つのセグメントで運用されています。
- サーバー・ストレージ
- ワイヤレス関連(WiFi、Bluetooth、GPSなど)
- ネットワーキング・プロセッサー
- 光ファイバー・モジュール
- サイバー・セキュリティ
などを提供しています。
配当利回りが3%を切ってしまったので、高配当株とは言い難いですが、毎年50%ちかく増配していることはうれしいですね。
収益性
2016年以降の売上と、当期利益を確認すると、売上は順調に伸ばしています。
しかし当期利益に関しては、安定しているとは言えませんので、注意が必要です。
コロナ禍において、在宅勤務が増えたことで、データセンターの需要が拡大していることから、データセンターへの設備投資が好業績を維持していてくれるものと考えます。
また今後トレンドとなるであろうIoTのおかげで、ネットにつながる様々な機器やセンサーの数が急増するでしょうから、AVGOの業績見通しは明るいはずです。
チャート
過去5年間の週足チャートを眺めると、2018年の株価の推移は横ばいです。
しかしそれ以外では、50週および200週移動平均線が、ゴールデンクロスの状態を平行移動しており、長期間強気相場が持続していることがわかります。
2020年のコロナショック時に-53%下げた株価も、ショック時の底値から217%も回復・上昇して、いまも青天井に上昇してます。
RSIが77.97と買われすぎのサインを出していますから、そろそろ調整局面になるかもしれませんが、未来はだれにもわかりませんので、買いたいと思ったら買いましょう。
【HCA】HCAヘルスケア
【HCA】HCAヘルスケアは、その子会社を通じて、米国でヘルスケアサービス会社として運営しております。
また同社は、入院治療、集中治療、心臓治療、診断、救急サービスなどの医療および外科サービスを提供する一般的な救急病院も所有・管理・運営しています。
とりわけ、英国でも6つの病院を運営してるようです。
収益性
2016年以降の売上と、当期利益を確認すると、売上は順調に伸ばしています。
一方、当期利益は上げ下げを繰り返しながらではあるが、右肩上がりな推移を示しています。
コロナ禍においては、院内の資材をたくさん使うことで、当期利益が下がるのでは?っと思ったのですが、私の予想ははずれて、同社は前年よりは収益を伸ばしてきたことに、企業努力を感じます。
チャート
過去5年間の週足チャートを眺めると、50週および200週移動平均線が、ゴールデンクロスの状態を保ったまま経過しており、さきほどのAVGO同様に、長期間強気相場が持続していることがわかります。
2020年のコロナショック時に-61%下げた株価も、ショック時の底値から203%も回復・上昇しています。
直近のMACDがデッドクロスしそうなので、株価上昇は一服するかもしれません。
その場合、サポートラインがひけそうな$150付近、または直近の高値$139まで、株価は下落する公算を立てることができます。
【TMO】サーモ・フィッシャー・サイエンティフィック
【TMO】サーモ・フィッシャー・サイエンティフィックは、科学関連製品メーカーで、ヘルスケアセクターに分類された企業です。
以下の4つのセグメント事業を展開しています。
- ライフサイエンスソリューションセグメント
- 生物学的と医学的研究
- 新薬とワクチンの発見
- それらの製造に使用される薬品や消耗品の提供
- 分析機器セグメント
- 実験室での多様な用途に使用される機器、消耗品、ソフトウェアなどを提供
- 特殊診断セグメント
- 広範囲の診断テストキット、試薬、培地、機器などを提供
- ラボ製品とサービスセグメント
- ラボに必要な製品とソリューションを提供
収益性
2016年以降の売上と、当期利益を確認すると、順調な右肩上がりに伸ばしています。
TMOは、新型コロナウイルス感染症の医療検査や研究、ウイルス検出などに利用される、医療機器や研究機器、薬品、診断キットなどを提供しています。
よって、新型コロナウイルス感染症の診断などの需要が続く限り、同社の売上や利益も安定すると考えます。
チャート
過去5年間のチャートを眺めると、50週および200週移動平均線が、ゴールデンクロスの状態を保ったまま経過しており、さきほどのAVGO同様に、長期間強気相場が持続していることがわかります。
2020年のコロナショック時に-26%下げた株価も、ショック時の底値から91%上昇しています。
いま株価の上昇は一段落をみせていますが、かりに直近の安値$435.57を下回るようなことがあれば、ダブルトップ様のチャートパターンを形成することになります。
その場合は、$333付近を目標に一気に株価が下落する可能性が出来てきますので、直近の安値$435.57には注視したほうがいいと思います。
まとめ
2021年2月17日PayPay証券にて、米国株25銘柄が追加されたわけですが、この追加された銘柄の中から、おすすめできる3つの銘柄を紹介しました。
- ヘルスケア銘柄
- 配当利回り 0.27%
- 配当金はほぼありませんから、キャピタルゲイン狙い銘柄
- 株価1年トータルリターン 16.3%
- 株価5年トータルリターン 158.2%
- 売上、当期利益ともに右肩上がり
- チャートは強気相場中、MACDが反転しそう
高配当銘柄が欲しいのであれば、【AVGO】ブロードコムを、
キャピタルゲイン投資をしたいのであれば、【HCA】HCAヘルスケア、【TMO】サーモ・フィッシャー・サイエンティフィックの両社をおすすめします。
なお、おすすめした3銘柄を購入したいと思って、SBI証券や楽天証券でそれぞれ1株ずつ購入しようとした場合、その合計金額は100,000円以上必要になってきます。
しかしPayPay証券なら、3銘柄を同時に買っても、最低3,000円あれば投資することが可能ですから、その便利さがわかってもらえると思います。
投資資金のそれほど大きくない投資家さんには、うってつけの証券会社だと思います。
もちろんPayPay証券は、私も実際に使っていて、その使いやすさなどの観点からもおすすめできます。
さいごに、冒頭でふれたように、追加された米国株のなかに含まれている3つのETFも、かなり優秀であるということをお忘れなきようお願いいたします。
- 【VIG】バンガード・米国増配株式ETF
- 【VTI】バンガード・トータル・ストック・マーケットETF
- 【VYM】バンガード・米国高配当株式ETF