私aragakiはFPの資格をもっておりません
よって自身の金融リテラシーをあげるべくお金の勉強をしております
いまは こちらの書籍を使って勉強しているのですが まだ最初の100ページも読めていません
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しかし読んでいてよかった!
このニュースを読んだときは 私よりもはるかに頭のいい名誉教授が年金のことで怒っている!年金大丈夫なのか?と最初は考えたのですが 本で書かれていた内容を思い出し 自分でも調べていくことで不安を払拭することができました
【年金運用】19年度8兆円超赤字らしいけど心配いらない
年金についておさらい
※元ネタは厚生労働省年金局や年金積立金管理運用独立行政法人(以下GPIF)のものを参考にしています
年金って年間で 受給者にいくら支払われているんですか?
それは約55兆円です!前年と比べて1.0%増えているよ!
この55兆円のうちの8割は私達(現役世代)が払っている年金保険料から
残りの2割を税金からカバーして 年金の必要な方々に支払われています
GPIFは将来使うための年金積立金を運用して増やしてくれる組織です
本当に8兆円赤字なの?赤字で大丈夫なの?
たしかに2019年度の年金積立金の運用損益は約8兆3千万円の赤字だったようですが 運用資産額が150兆円もあるために 年率で言うと‐5.2%程度ではありませんか!
しかも GPIFが年金積立金を管理・運用するようになってからの19年間を通算すると 約57兆5千億円(年率+2.58%)も黒字にしています!
8兆円だの 17兆円だの 数字だけ聞くとビックリしたけど
リーマンショックを含めた19年間を黒字運用してくれているね!
ポートフォリオ
どのようなポートフォリオで運用しているのか見てみましょう
国内外の株式と債券に投資しているため 2019年米中貿易摩擦や2020年コロナショックなどの経済状況によっては赤字になって当たり前だと考えます
資産を運用しているんだから 黒字になったり
赤字になったりするのはあたりまえ!
資産運用というのはリスクを負っているということです
あと ロボアドを卒業したい方などは このポートフォリオを参考に資産運用を考えてみるのもありだと思います
だって 19年間+2.58%で資産を増やした実績があるのですから!
運用実績の推移
19年の間に約57兆5千億円(年率+2.58%)黒字にしたといいましたが その推移も見てみましょう
長期的に見れば 黒字であり 資金を減らしていません
多少の浮き沈みはあっても 全体でプラスです
リーマンショック級の赤字と言われれば たしかに不安になりそうですが よく思い出してください!
緊急事態宣言がでて自粛期間中に
『リーマンショック級またはそれを超える世界経済の悪化だ!』
『世界恐慌の序章だ』etc
メディアはよく言っていたじゃないですか?今更 年金積立金の運用が大きな赤字ですなんて言われても 今更ですよ!
そう 今更なんです!気にする必要はありません!
インカムゲインがすごい!
さきほど運用実績の推移を確認しましたが GPIFの資料のなかに似たようなグラフがありまして ちょっと見てください
活字が小さくてごめんなさい グラフの右側を拡大しますね
私の中では意外だったのですが 累積収益額に占めるインカムゲインの累積額の割合は60%を超えていました
株価暴落の時は インカムゲインの強さが光りますね!
ちょっと深堀り(注意喚起)
年金積立金の運用方法は 国内外の株式や債券で運用しており 長期的に見て順調!
でも8兆円赤字!とか 17兆円赤字!などの一時的な赤字のニュースには数字の大きさに対するインパクトが強いために印象操作をされやすい
今回の報道で年金に対する不安を抱く人が増えれば 得をする人がいます
それは保険屋さんです!
保険屋さんは今回のニュースを上手に巧みに使ってくると思います
公的年金は赤字運用ですし あてにできませんよ
不足分を当社の保険に任せてください!
このようなセールストークで個人年金保険へ加入しないように だまされないようにしましょう
なぜなら 個人年金保険は必ずしも加入しなければならない保険ではないからです
回りくどい言い方ですかね
個人年金保険は加入しなくていい保険だから
セールストークにだまされないでください
これが私からのメッセージです
あと個人年金保険に加入する必要がない理由などは 書籍『お金の大学』で詳しく教えてくれます
まとめ
GPIFの年金積立金の運用について巨額の赤字運用が発覚!
みたいな報道がありましたが GPIFの中身をしっかり調べると
- 長期運用(19年間)で黒字運用(+2.58%)
- 国内外の株式債券に分散投資
- リバランスも行っている
- 積立金を資産運用しているのだから 一時的な赤字はあたりまえ
こういうことが理解できるはずです
少なくとも 不安になって個人年金保険に加入するようなことのないようにお願いいたします