19日の米国株式は反発しました
ダウ平均株価は2万0087ドル19セントと 2万ドル台に回復しました
大型ハイテク株を中心に買いがはいったためだそうです
また世界の中央銀行が相次ぎ金融緩和に動いたのも追い風となったとも言われています
しかし20日の米国株式はまたも反落しました
ニューヨーク州とカリフォルニア州の両州がCOVID-19の感染拡大防止に向けて
外出禁止令の措置を打ち出したことで売りが強まった結果のようです
COVID-19による景気懸念 先行きの不透明感のせいで不安定な動きはまだ続きそうです
このような不安定に暴落した相場で
高配当株投資は何をするべきか綴っていきます
高配当株投資家が暴落中にすること
以前つみたてインデックス投資家が株価下落中にすることを書きましたが
今回は高配当株投資家が株価下落中にすることを書こうと思います
そのまえにCOVID-19の感染の現状をみてみましょう
中国(オレンジ)では感染の拡大は収まったようにみえますが
世界の感染者数は二次関数的に拡大しています
ただ直近の3/20で若干頭打ち感がでた?ようにみえますが
こればかりはあと1週間ほどデータを見てみないとわからないですね
それに感染自体が収まっても そこからの経済の復興だったり
景気の回復までにはまだまだ長い時間がかかるのではないかと 考えています
なにもしない
高配当株の株価が下がり 配当利回りが上がったことで
高配当株投資家としては
飛びつきたい気持ちと もっと株価が下がったらどうしよう
という葛藤のさなか だとおもいます
こういうふうに悩むときは 先人の言葉に耳を傾けます
落ちてくるナイフはつかむな
誰が言い始めたかはわかりませんが
相場の格言として何度か聞いたことがあるはずです
いまの株式相場はリーマンショックの再来と言われたり
第二次世界大戦後もっとも乱降下の激しい相場とも言われています
ということは今の株式相場は十分に
落ちてくるナイフ状態だと言えます
落ちてくるナイフに飛びついて
ちょうど柄をつかめる人もいるかもしれません
でもそれができる またはそれにチャレンジできるのはプロだけです
私のような若輩投資家がするべき行動ではありません
だから 今は何もしません
ナイフが地面に落ちたところを確認できるまでは…
ナイフが落ちたかどうか
私は落ちてくるナイフは掴みません
落ちたナイフを掴みます
では ナイフが落ちたかどうかをどう見極めるか?
その方法のひとつとして チャートを参考にします
チャートをみて 株式市場が押し目買いの場面だと判断できたら
ナイフが落ちているとみなして 柄を掴みにいきます
どういうことかと言うと 図で説明します
上図でいう安値③がトレンドの変更点であり
押し目買いのタイミングといえます
これがナイフを掴みにいくタイミングです
しかしひとつだけ注意が必要です
どのような理論でも相手は相場です
数学の理論と違って 相場の未来は常に不確実です
確実に理論どおりになるとはいえません
なので チャートを見て押し目買いだと判断しても
全力では買わないでください
逆の動き つまり直近の安値を更新してしまった場合なども
想定しておいてください
銘柄を探す
落ちてくるナイフを掴むのは恐いので見過ごすのはいいとして
ただぼーっと過ごすのはもったいないです
落ちてくるナイフは無数にあります
どのナイフを掴むか今のうちにスクリーニングしておきましょう
私が掴もうとしている銘柄のひとつはこちらです
まとめ
世界の株式市場は まだまだ不透明なままです
空売りに自信のある方は利益を得ているでしょう
しかし 高配当株投資家はバイアンドホールドが投資スタイルです
セルは考えておりません
いまは じっと 落ちていくナイフを観察します
そして ナイフは落ちきったのか?
そのナイフは錆びていないのか?
掴んだ後 ナイフは私にキャッシュを運んでくれるだろうか?
それらを考えながら バイ 買うチャンスを
したたかに狙っていきたいと思います