抗体カクテル療法に緊急使用許可が出た【リジェネロン:REGN】の株価は?

米食品医薬品局(以下FDA)は2020年11月21日、リジェネロン・ファーマシューティカルズ(以下REGN)の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の抗体カクテル『REGEN-COV2』療法について、緊急使用許可(以下EUA)を出したと発表しました。

COVID-19の治療薬としてEUAを出したのは、

  • ギリアド・サイエンシズ(GILD)の抗ウイルス薬「レムデシビル」と、
  • イーライリリー(LLY)の抗体医薬「バムラニビマブ」に引き続いての発表となります。

同社のCOVID-19抗体カクテル『REGEN-COV2』療法は、2種類のモノクローナル抗体(カシリビマブとインデビマブ)を組み合わせた療法です。

この療法は2020年10月に当時のトランプ米大統領が新型コロナに感染して入院した際に受けた療法ですので、記憶に新しいと思います。

ちなみに、モノクローナル抗体というのは、

ただ1種類のB細胞から作られた抗体のコピーで、一種類の混じりっけのない抗体です。つまり、ウイルスだけやがん細胞だけを攻撃することから、モノクローナル抗体は、医薬品として期待できるのです。

引用「中外製薬ホームページ」

リジェネロンは同月8日、FDAにEUAを申請していたわけですが、1か月と2週間程度経過したところで、FDAからEUAの承認をうけました。

このEUAは使用制限があって、COVID-19のために入院している人や、COVID-19による酸素療法を必要とする人などには、使用することができません。

つまり簡単に言うと、今回EUAを受けた抗体カクテル『REGEN-COV2』療法は重症患者には使えないということです。

aragaki
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イーライリリーの抗体と同様に、REGN-COV2には軽症患者の体内のウイルス量を減らす効果が示されています。

リジェネロン・ファーマシューティカルズ

REGNは、重篤な疾患を持つ人々のための生命を変える薬を発明する大手バイオテクノロジー企業です。

医師科学者によって設立され30年以上になりますが、8つのFDA承認治療と開発中の多数の製品候補につながり、そのすべてが自家製です。

同社の医薬品とパイプラインは、眼疾患、アレルギー疾患および炎症性疾患、癌、心血管疾患および代謝性疾患、痛み、感染症および稀な疾患を有する患者の助けとなっています。

REGN 週足 5年間

チャートを見てみると、トレンドラインが上値のレジスタンスとなって押さえられており、2018年に50週および200週移動平均線がデッドクロスしていることから弱気相場入りとなりました。

その後2019年に株価の下落とMACDでダイバージェンスを起こしたことを機に、株価は上昇していきます。

2020年にはCOVID-19の治療薬開発の期待も後押しして、レジスタンスとなっていたトレンドラインを上に突き抜けて以降株価は急騰し(最大+140%)、移動平均線がゴールデンクロスしたことで、強気相場へと移行したものと考えます。

つぎに2020年8月以降、株価の動きが冴えず、50週移動平均線まで戻ってきました。RSIをみるとまだ売られすぎとはなっていませんし、MACDをみてもその形から下落が終わる気配が感じられないことから、200週移動平均線をターゲットに株価は暴落すると予想されます。

しかし、仮に200週移動平均線まで株価が下がったとしても、反発する可能性は大いにあると思います。

優良企業

株価が調整局面から下落局面となっても、また反発上昇する可能性は高いと考えています。

なぜならREGNは、経営・財務優良企業だからです。

以下は楽天証券 のアプリ『iSPEED』を使った画面ですが見てみましょう。

売上高、当期利益が右肩上がりであることが容易にわかると思います!

2020年12月の予想も売上高、当期利益、EPSなど前期を上回っています!

他の競合会社と比べても、財務性、収益性、安定性など高めの評価を得ています!

以上のように、REGNは優良企業であることがわかったので、強気相場は維持してくれるものと期待しています。

ちなみに、企業の収益性や財務性の調べ方が苦手という方でも、楽天証券 ならアプリを使って企業スコアを参考にすれば、視覚的にもわかりやすくそれらの評価ができるようになっているので非常に便利です。

まとめ

FDAは2020年11月21日、REGNの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の抗体カクテル『REGEN-COV2』療法について、EUAを出したと発表しました。

これを受けてチャートをみたところ、2020年8月からは調整局面となって株価が下落していました。

このまま下落が続くのか?バランスシートなどを確認すると、経営・財務性に問題はないことがわかったので、REGNの株価は再上昇してくれる公算が高いと判断しました。

よって、200週移動平均線に触れた時か、反発の兆しが見えたところでポジションをもってみるのもグロース株投資にとっては面白いかもしれません。

言い忘れていましたが、REGNは無配当であることから、グロース株です。

グロース株投資をしていない管理人でも、ここまで記事にすると買付したくなってきました…

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