米国株のスクリーニング無料ツール「finviz」の使い方

米国の個別株に投資をしたくて、米国株をスクリーニングしたいと思っても、私がメインで使っている楽天証券にはスクリーニングツールがなく困っていました。

そこでみつけたのが【finviz】という無料ツールです。

finviz にはスクリーニング機能以外にも、ヒートマップと言われる米国市場の動向をわかりやすくしたマップ機能もあったりと、情報収集のツールとしても使うこともできます。

そこで、今回の記事では

  • 米国株の個別株に投資をしたい人
  • 米国株をスクリーニングをしたい人
  • スクリーニングの手順がわからない人
  • 英語がわからないという理由で、情報収集を諦めている人

以上のような方にむけて、【finviz】を使ったスクリーニングのやり方と、ヒートマップの使い方についての実用例も書きましたので、最後まで読んでもらえると嬉しいです。

英語はみるだけで蕁麻疹ができるという方は、👇こちらの記事を読んでみてください。finvizでのスクリーニングをあきらめていた方には参考になると思います。

米国株のスクリーニング無料ツール「finviz」の使い方

楽天証券の場合

楽天証券では、国内株式の個別銘柄探しをしたいときに使えるスクリーニングツールとして、『スーパースクリーナー』の機能があります。

国内株式 - スーパースクリーナー でスクリーニングができる

しかし、米国株式には同じようなスクリーニングツールがありません。

米国株式にはスクリーニング機能がありません

おそらく数年後には楽天証券でも米国株式のスクリーニングができると、私は予想と期待をしていますが、今はそれがありませんから、2021年1月現在で米国株をスクリーニングをするのに最適なのは【finviz】と思っています。

finvizを使う前に

finvizは英語サイトです。

私のように英語が苦手なうえに、英語+投資用語のコンボで頭がクラクラして倒れそう!っという方には、とくにお勧めする方法なのですが、それは

ブラウザ Google Chrome でfinvizのサイトを閲覧するということです。

Google Chrome を使えば、英語の翻訳をスムーズに行うことができるので、めちゃくちゃ便利です!

残念ながら変な和訳も発生しますが、英語の苦手な方には見やすさ重視でお勧めできる方法です。

実際に翻訳する

私は基本的に上記の方法を使って、翻訳した状態を閲覧しています。

しかし、サイト内は比較的簡単な英語を使っていますので、私は英語が得意です!という方は翻訳せずに使うとよいでしょう。

finviz(英語)

Google Chrome ならURLの横に翻訳ボタンがありますので、これを使って翻訳すると、👇こんな感じになります。

finviz(日本語に翻訳後です)

上の方の目次が日本語になり、英語の苦手な私に見やすくなりました。

ただ気を付けることがあって、ティッカーシンボルまで和訳されてしまうことで、 銘柄がわからなくなってしまうものが、いくつか出てきてしまうということです。

例えば、

行う=DO 、 沿って=BY 、 スパイ=SPY 

こんな感じになってしまうので、こういうときは英語に戻すほかありません。

aragaki
aragaki

変に和訳されたティッカーから、銘柄を推理することが面白かったりもします。

Microsoft Edgeの場合

新しいアプリやブラウザをインストールすることに抵抗感のある方は少なくないと思うので、Microsoft Edgeを使っている方向けに、翻訳の方法を記載しておきますね。

右クリック ー 日本語に翻訳

たったこれだけです。

場合によっては、ページが更新されるごとに上記の手順が必要かもしれませんが、一応は翻訳してくれます。

スクリーニングの使い方

finvizにはかなり細かい条件を設定できるスクリーニング機能があります。

グロース投資、バリュー投資、高配当株投資など、様々な投資スタイルの条件でスクリーニングが可能です。

スクリーナーをクリック

まず、スクリーナーをクリックします。

フィルターの種類は 記述的 基本的な テクニカル の3つに

つぎに、最初のフィルターとして、

  • 〔記述的〕
  • 〔基本的な〕
  • 〔テクニカル〕

の3つを選択できるようになります。

〔記述的〕descriptive

ここでは、時価総額、配当利回り、セクターなどの条件で銘柄を絞りこむことができます。

私の場合、高配当株を探す目的でこのツールを使用するのですが、日本で知られている銘柄のなかに、米国株だと投資に値する銘柄があります。

例えば、日本マクドナルドと、米国のマクドナルドでは、配当利回りに2%以上の差があり、米国マクドナルドのほうは高配当株として注目できることがわかったりします。

このように、色々な条件で検索を試すことで、お気に入りの銘柄が見つかるかもしれません。

あと、私はまだ有益に使えていないのですが、機関投資家やアナリストの業績予想なんかもスクリーニングできます 。

〔基本的な〕 fundamental

finviz:基本的な

ここでは、EPSの成長率、配当性向、営業利益率などの条件でスクリーニングができます。

高配当株投資では、上記のような内容を確認する投資家は多いのではないでしょうか?

EPSの成長率などで銘柄を絞りこむ時に便利です。

〔テクニカル〕 technical

finviz:テクニカル

テクニカルのフィルターでは、20日、50日、200日移動平均線に対してどれぐらい上下しているのか?

また、RSIで買われすぎや、または売られすぎな銘柄をスクリーニングしたり、

あとはベータ値を使って銘柄を絞ることで、ディフェンシブ株も検索できます。

テクニカル分析の条件で銘柄を絞りこむときに便利ですが、いまのところ私が使うのは、ベータ値のみです。

マップの使い方

ちまたではヒートマップというようですが、サイト上でそのような表現を確認できなかったため、ここではマップとだけ言います。

このマップを使うと、視覚的に米国株市場の動向をみることができます。

さらに、マップをみれば米国株市場全体の動向はもちろん、国別の銘柄の動きまで把握しやすくなっていますから、おすすめです。

例えば、S&P500インデックスを構成する銘柄の動きや、自分の保有している銘柄の動向ばかりに目がいきがちな人には、保有銘柄の同セクター内での動向も把握しやすいです。

マップ表示

2020年3月

スクリーナーの右横になる、【地図】または【MAP】をクリックすると、👆このようなマップが表示されます。

マップ上の銘柄の大きさは時価総額の大きさを表していることから、セクター、あるいは個別銘柄の規模が一目でわかると思います。

2021年1月にはこのように👇変化しており、テスラの時価総額がヤバいことになっていることがわかります。

2021年1月

あと、マウスホイールを使用してズームインや、ズームアウトもできますので、中クラスの時価総額の銘柄も確認しやすいです。

マウスホイールを使用してズームインおよびズームアウトします。

また、フィルタを使うことで個別銘柄のみならず、世界の株やETFを表示させることもできますし、指数連動型や高配当といったジャンル別に分かれて表示させることもできるため、同ジャンルのETFの株価変動率を比較しやすいです。

左の上場投資信託から選ぶと、ETFを表示でき、高配当ETFのみの株価の変動を確認できます

つぎに左のリストから上場投資信託から選ぶと、ETFを表示でき、例えば高配当ETFのみの株価の変動を確認することもできます。

ちなみに上部の黄色枠をダブルクリックするとスクリーニングへ移行します。

このマップは1日だけではなく1週間から1年の間で期間を変えて、株価の変動率を見ることができますし、簡単ですがチャートで3か月分の価格推移も見ることもできます。

バブルズマップ

上図のようなマップは他サイトでも見かけることはあるのですが、もうひとつ別なマップもあります。

それがバブルズマップです!

finviz:バブルズマップ

このように、時価総額の大きさとバブル(円)の大きさを比例させて表示したマップです。

X軸、Y軸の項目を変えるだけでも、おもしろい仕様となっています。

応用:バブルズマップで高配当株を表示しよう

バブルズマップを使って高配当株を表示させたいと思います。

まずは、X軸、Y軸の項目を以下のように変更します。

  • X軸 営業利益率 
  • Y軸 配当利回り
finviz:バブルズマップ(高配当株サーチ)

これだけではバブルの数が多すぎて、訳が分かりませんね。

それではつぎに、X軸、Y軸それぞれの表示範囲を狭くし、時価総額の大きな企業に絞ります。

  • X軸 営業利益率 20~45%
  • Y軸 配当利回り 3~7%
  • 時価総額 大規模(100億ドル)超え 

の設定します。すると

finviz:バブルズマップ(高配当株スクリーニング)

このように表示され、【PM】フィリップモリスや、【ABBV】アッヴィーが、会社の規模が大きく、営業利益率の高い、高配当株であることがわかります。

もうひとつ、

X軸をベータに変えて、範囲を0~0.5にします。

何をしたいのかというと、高配当でディフェンシブな銘柄の検索したいというわけです。

検索するとこのようになります。

紫色の公共事業セクターが、ディフェンシブ銘柄であることを改めて感じますね。

また、【PG】プロダクト&ギャンブルが高配当とまでは言えないかもしれませんが、配当利回りが上がってきているので、インカムゲイン投資家にとっては買い時を考えさせるタイミングになっています。

このように、X軸を変えていくだけでもおもしろいですよ。

スクリーニング以外にも便利な[finvz]の使い方
【finviz】をつかえばセクター別のパフォーマンスがすぐにわかる

まとめ

finvizは英語サイトですが、無料で使える投資ツールとして、スクリーニングをしたり、色々なマップ表示で銘柄を検索できる機能があります。

特にfinvizのマップはセクター別や個別銘柄の盛り上がりや、その規模などが、視覚的にひとめでわかるところが私は気に入っています。

仮にfinvizでスクリーニングした個別株のなかに、【WMT】ウォルマートのような$100を超えるような銘柄があった場合、日本円にすると¥10,000を超えるわけですが、投資初心者のなかには、その購入に尻込みする方もいるかもしれません。

そのような方は、SBI証券や楽天証券のほかに、PayPay証券の口座開設を検討してみてはどうでしょうか?

PayPay証券なら、$100を超えるような銘柄でも1,000円から購入できるので、初心者さんにとってもやさしい証券会社です。

スマホだけで1,000円から投資【PayPay証券】

もちろん、私も口座開設していますが、感覚で操作できるくらいにアプリは使いやすいですから、おすすめですよ!

ちなみにPayPay証券では、一部の日本株も購入可能です!

最後に、finvizだけでは増配年数などわからない情報もありますので、finviz以外の情報サイトやツールも併用して、あなたの投資戦略に役立てれば幸いです。

下のリンクに私が普段、銘柄選定に使っている情報サイトを紹介しておきますので、読んでもらえると嬉しいです。

コメント

  1. […] […]