日本株をスクリーニングしたいと思った時には、さまざまなツールやサイトがあります。
しかし、米国株のスクリーニングとなると実は数が少なくて、探すのですら手間がかかりました。
そこで、私が普段使っている米国株のスクリーニングツールを3つ紹介します。
一応、どれも無料で使えるので、役立ててもらえれば嬉しいです。
- finviz
- SBI証券 【米国株スクリーナー】
- マネックス証券 【銘柄スカウター】
ちなみに、楽天証券には米国株をスクリーニングできるツールはありません。(2022年2月)
米国株のスクリーニングツール3選|すべて無料で使えます
おすすめ❶ finviz
英語のウェブサイトですが、スクリーニング以外にも多岐にわたる機能があります。
利用料金 | 無料 |
口座開設 | 不要 |
アプリ | なし |
使いやすさ | (3.5 / 5.0) |
その他 | MAP機能充実 |
言語 | 英語 |
スクリーニングするためのファンダメンタル項目だけでも、29項目もあります。
細かい設定でスクリーニングが可能です。
finvizは、スクリーニングツールとしても有名ですが、ヒートマップも有名で、これは米国株全体の動向を視覚的にわかりやすく確認ができるものです。
ツイッターやインスタなどでも、ヒートマップを結構見かけるので、多くの投資家さんが利用している人気のツールです。
finvizには、専用のアプリがないことや、言語が英語のみという欠点があります。
そして、スマホのような小さな画面では、非常に見づらい。
しかし、逆を言えば、
・パソコンをよく利用している
・英語が得意、または翻訳ツールで問題ない!
という方には、finvizは最適なスクリーニングツールとなりえます。
具体的な使用方法などはこちらへ。
おすすめ❷ SBI証券 米国株スクリーナー
SBI証券の米国株スクリーナーが、使いやすさではNo.1かもしれません!
利用料金 | 無料 |
口座開設 | 要 |
アプリ | あり |
使いやすさ | (4.5 / 5.0) |
その他 | テーマ別で スクリーニングできる |
言語 | 日本語 |
公式サイト | スクリーナーの使い方 |
使いやすい理由の一つに、携帯のアプリでスクリーニングができることがあげられます。
スマホアプリでサクッと調べられるのは、SBI証券だけです。
SBI証券の米国株アプリは、検索履歴を残してくれるところが、地味に便利です。
アプリの強制終了とかがあっても、履歴があるので怖いものなしということです。
アプリの詳細やスクリーニングの手順はこちらから。
口座を開設していなければ、こちらのツールを使えないのが残念です。
しかし、口座開設さえしてしまえば、
とも考えられます。
3つの中で、もっとも初心者向きにおすすめできるツールです。
\ ネット証券 口座数No.1 /
おすすめ❸ マネックス証券 銘柄スカウター
マネックス証券の【銘柄スカウター】は、スクリーニング以外にも、銘柄分析するときに必須のツールです。
利用料金 | 無料 |
口座開設 | 要 |
アプリ | あり |
使いやすさ | (4.0 / 5.0) |
その他 | 銘柄分析力は業界トップクラス |
言語 | 日本語 |
公式サイト | 銘柄スカウターについて |
マネックス証券にもアプリがあります。
しかし、アプリ内でスクリーニングできるようにみえて、実際はブラウザ上でスクリーニングする仕様なので、◎はやめました。
とは言っても、モバイル用に表示してくれるので、finvizよりは全然見やすいです。
なので、評価は○としました。
マネック証券には、【連続増配年数】という独自のスクリーニング項目があるので、とくに高配当投資家さんのお役に立てると思います。
また、スクリーニング後に銘柄の財務状況などを詳しく見たいとき、その希望にマネックス証券なら答えてくれます。
これは、他社が過去の業績データを4年分ほど提示しているのに対して、マネックス証券は10年以上ものデータを提示してくれるからです。
よって、スクリーニングから、引き続きで銘柄を分析するのなら、マネックス証券が最適です。
銘柄スカウターに関する詳しい記事はこちらへ。
SBI証券と同様で、口座を開設していなければ、こちらのツールを使えません。
しかし、口座開設さえしてしまえば、
快適なスクリーニングが、無料でできて、細かい企業分析もできる。
と考えると、開設しても損はないと思います。
投信積立サービス ポイント還元率No.1
ちなみに、投信つみたて利用時のマネックスポイント還元率は、約定金額に対して1.1%となり、業界No.1の還元率です。(2022年2月時点)
バフェット・コードさんもあるけれど
財務分析用ウェブサービスにバフェット・コードというサイトがあります。
こちらのサイトの特徴は、日・米国株の財務情報をグラフを使って、わかりやすく確認するできるところです。
そして、日本株のスクリーニングもできます。
しかし、米国株をスクリーニングするのは有料サービスとなっていて、その金額は月額5,500円~と、なかなか高価です。
紹介した3つのツールに、月額5,500円級の価値があるとするなら、口座を開設しておく価値があると思います。
まとめ
今回の記事では、米国株を無料でスクリーニングできるツールを3つ紹介しました。
finviz | SBI証券 | マネックス証券 | |
---|---|---|---|
利用料金 | 無料 | 無料 | 無料 |
口座開設 | 不要 | 要 | 要 |
アプリ | なし | あり | あり |
使いやすさ | (3.5 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | (4.0 / 5.0) |
その他 | MAP機能が充実 | テーマ別で スクリーニングできる | 銘柄分析力は 業界トップクラス |
言語 | 英語 | 日本語 | 日本語 |
おすすめ | 中級者 | 初心者 | 高配当投資家 |
公式サイト | finviz | スクリーナーの使い方 | 銘柄スカウターについて |
finvizは、他のツールと比べると、
finvizの特徴
- 口座開設は不要
- 人気のヒートマップが見れる
- 英語のサイト
- アプリなし
などの特徴があり、どちらかといえば中級者さん向きのツールです。
つぎに、SBI証券の米国株スクリーナーは、
SBI証券の米国株スクリーナーの特徴
- スマホアプリで簡単にスクリーニング
- テーマ別のスクリーニング可
- 検索履歴が残る
- 口座開設が必要
など、口座を開設しなければなりませんが、非常につかいやすく、初心者さんに特におすすめします。
口座を開設するだけの価値は絶対にあります!絶対に!
最後に、マネックス証券の銘柄スカウターには、
マネックス証券の銘柄スカウターの特徴
- 一応は、スマホアプリでスクリーニング可
- 連続増配年数など独自のスクリーニング項目あり
- 銘柄分析力は、ピカイチ!
- 口座開設が必要
など、SBI証券同様に、口座を開設するという制約があります。
こちらは、個別株を分析する場合に大活躍するツールですので、中級者さんにおすすめします。
どれかひとつだけ選んでください
と言われたら、
他人に進めるなら、【SBI証券の米国株スクリーナー】を、
自分で使う分には、【マネックス証券の銘柄スカウター】を選ぶと思います。
私は銘柄の分析をしたいのでマネックス証券にしましたが、分析ならSeeking Alphaというサイトでも可能です。