数あるネット証券会社のなかから、あなたはどこの証券会社をお使いですか?
または、どのネット証券会社にしようとお悩みですか?
証券会社の選択に悩んだ時に、人気ランキングや口座の開設数などを参考にすると思いますが、そうなると、今ネット証券のなかでもっとも口座数の多い証券会社はSBI証券になります。
しかし、私が最初に開設した証券会社はSBI証券ではなく、楽天証券を選びました。
どうせ 楽天経済圏だからだろ~
と思われるかもしれません。
たしかに、私は楽天経済圏を活用していますが、それ相応のメリットがあるから利用しています。
楽天証券を選んだ理由は、経済圏にいるからだけではありません。
そこで今回の記事では、楽天証券を使って約3年になる私が、楽天証券を使うメリットを解説していきます。
・初めての証券口座はどこにしようか?
・SBI証券とどちらにしようか?
など、迷っている方の参考になれば嬉しいです。
楽天銀行との連携でつかいやすさUP
楽天銀行と連携しておくことで、マネーブリッジというサービスを受けることができます。
マネーブリッジの何がお得かというと、
このように、たくさんのメリットがあります。
ひとつずつ簡単に確認していきますね。
資産の把握がしやすい
楽天証券ホームのトップページには、資産合計が表示されています。
マネーブリッジをしておくと赤枠内のように、楽天銀行の預金残高と、楽天証券+楽天銀行の合計資産もわかります。
これによって、投資資産が把握しやすく現金比率も容易に確認できます。
証券会社のサイトをみて…、銀行のサイトをみて…っと、サイトをはしごする手間から解放されます。
自動入金(スイープ)が便利
株式の取引をするときに、買いの注文金額が楽天証券の買付可能額を超過した場合に、その差額(不足金)が楽天銀行から自動で入金されます。
ようするに、入金作業というひと手間減るわけです。
いちいち、入金していたら、買いたいタイミングを逃しそうです。
このサービスは、以前まで国内株式だけに限定していましたが、今では米国株式の円貨決済のときにも対応しています。(2021年4月4日より)
自動スイープ導入前後で、米国株式の約定数が2倍以上に増えていることから、これがどれだけヤバいことか、わかると思います。
自動スイープについての詳しい内容は、公式のこちらから
普通預金金利の優遇
楽天証券のみならず、楽天銀行もメッチャ優秀なネット銀行です。
そう思う一番の理由は、マネーブリッジによって普通預金の金利がバク上がりすることです。(条件あり)
普通預金残高300万円以下の部分:年0.10%(税引後年0.079%)
普通預金残高300万円を超える部分:年0.04%(税引後年0.031%)
どのくらいの金利になるのかというと、普通預金の金利が0.1%になります。(厳密にいえば、年0.079%(税引き後) )
他の大手銀行の定期預金ですら0.01%な時代に、0.1%の金利はありがたいと思いませんか?
逆にそんなに金利を払って楽天銀行さん大丈夫?と言いたいレベルです。
ありがとう楽天銀行。
ありがとう楽天証券。
仮に、楽天銀行に¥1,000,000の預金があれば、年間1,000円(税引き前)の金利を受け取れることになります。
普通預金の金利についての詳しい内容は、公式のこちらから
楽天銀行を使った手数料が無料(回数限度あり)
ハッピープログラムという優遇制度にエントリーすると、他行への振込手数料などの手数料が無料になります(回数制限あり)。
楽天銀行ではATM手数料も回数制限はあるものの無料にすることができます。
大手銀行の場合、最低でも110円必要となりますし、場合によってはそれ以上の手数料がとられることもあります。
今の時代、100円あれば投資ができます!
100円で自動販売機のジュースは買えなくても
100円で投資信託を買って投資ができる時代です!
そうなんです!100円で自動販売機のジュースは買えなくても、100円で投資信託を買うことのできる時代になりました。
そう考えると110円の手数料は、私にとっては馬鹿にできない料金です。
ETFを買うにせよ、株を買うにせよ、手数料をバカにしてはいけませんし、バカにできないんです。
そんな手数料が無料にできる銀行が楽天銀行です。
話はちょっと反れますが、コンビニのATMでお金を下ろすときなどの手数料にも注意してくださいね
以上、楽天証券および銀行を連携させることでえられるメリットをお伝えしました。
素晴らしいメリットであることは周知されているようで、2018年以降マネーブリッジの利用者は大きく増えつづけています。
楽天スーパーポイントが貯まる!使える!
楽天キャッシュ決済でポイント還元率 最大1%
以前まで、楽天カードクレジット決済で、投資信託のつみたて投資を設定すれば、楽天ポイントがもらえていました。(100円につき1ポイント)
しかし、仕様が変更されたため、楽天キャッシュ決済をした場合のみ、最大1%のポイント還元を受けることができます。(2022年12月まで)
インデックス投資の運用利回りが4~7%と言われているところに、条件(毎月50,000円まで)はあるものの運用利回りが実質+1%増えるのはうれしくないですか!
すこし投資をかじった方ならわかると思うのですが、運用利回りを+1%するのは大変なことです。
つみたてNISAを満額で毎月つみたてをすると、
33,333円をつみたてすることができ、計算上
+1%つまり333円は必ずもらえる。ということです。
投資信託の基準残高に応じて ポイントがもらえる
保有している投資信託の基準残高が、ある一定の金額に達成するごとに、ポイントをもらうことができます。
『よくがんばったね』っと、褒められたついでに、ご褒美までもらえてしまう感じ。
めっちゃ好きです!
私の場合、もうすぐ2,000,000円に到達しそうなので、そのときは100ポイントもらえるみたいです。
ポイントがもらえる内容を、もっと詳しく知りたい方は、公式のこちらから。
ポイントが使える
楽天市場などで貯まったスーパーポイントを使って投資ができる、ポイント投資というサービスがあります。
楽天市場でたくさん買い物をする人は、ポイントが結構貯まりやすいと思います。
このたまったポイントを使って投資をするのは、気持ちの面でストレスが少ないと考えていて、
どういうことか言うと、
ポイント=現金と言ってもいいはずなのに ポイント=たまたま手に入れた現金
つまり
っと解釈できるからです。
だから、ポイント投資はストレスフリーなメリットがあると、私は思っています。
このポイント投資で、投資信託や国内株式(現物)、あと米国株式にも投資が可能です!
ちなみに私は、つみたてNISAで投資信託を買っていますが、その一部を毎月ポイントを使って投資しています。
具体的にどのファンドを買付しているか?というのは下記のリンクを参考にしてください。
楽天市場のSPU倍率アップ
楽天証券を使って、投資信託や米国株式を購入すると、SPUの倍率が上がります。
合計+1%とするには、60,000円以上のポイント投資をしなければなりませんので、ちょっとハードルは高め。
ポイント投資とは…
ポイント+預り金の合計で、商品を購入すること。
つまり、1ポイントだけ使って30,000円以上購入すれば、SPU条件クリア。
それに、米国株式については、商品の縛りもあるので、注意が必要です。
詳しい内容が知りたい方は、公式のこちらから。
私は、下のリンクで紹介した商品を買うことで、SPU条件をクリアしています。
株アプリ iSPEEDが使いやすい
楽天証券のスマホアプリ「iSPEED」を入れておけば投資機会を逃しません。
なぜなら、楽天証券のスマホアプリ「iSPEED」なら、アプリひとつで国内株式と米国株式の両方を売買できるからです。
あたりまえのように思われるかもしれませんが、SBI証券の場合、国内株式と米国株式とで、別々の株アプリを使わなければなりません。
だから、アプリひとつでいろいろなことができるというのは、大きなメリットなわけです。
私が楽天証券をメイン口座として、使い続ける最大の理由だ。
あと、「iSPEED」は、スマホだけではなくて、iPadでも使用可能なので、多くの人に使ってもらえるはずです。
情報コンテンツが豊富
投資をする上で、勉強することは不可欠です。
楽天証券なら、その勉強をしたり投資情報を集めたいときに、それらの情報を無料で取得することができます。
どれだけの種類の情報を取得可能なのか?まとめてみました。
- 日経テレコン
- 日本経済新聞(朝刊・夕刊)、日経産業新聞、日経MJなどが閲覧可能(3日分)
- 会社四季報
- 東洋経済新報社の会社四季報の最新データを発行日当日に閲覧可能
- バロンズ・ダイジェスト
- バロンズ誌の中から、日本の投資家にも役立つ記事を日本語で抜粋・要約したレポート
- トウシル
- 株主優待情報などを配信
- セミナー
- 楽天証券主催のセミナーもあり、勧誘などの心配がない
- 楽天証券YouTube
- 楽天証券が提供するYouTubeチャンネルで、登録者数約2.6万人、視聴回数1,380,288 回
上位3つは、楽天証券の口座を開設して、ログインしなければ閲覧できません。
特に日本経済新聞の電子版は、朝刊・夕刊あと有料記事を読み放題にするために契約しようとすると、月額4,277円もします。
つまり、楽天証券に口座開設するだけで有料級情報を閲覧できるということになります。
詳しくまとめた記事はこちらです。
タダで書籍をダウンロード
約400万冊の電子書籍を取り扱う「楽天Kobo」と、さっき紹介した楽天証券の投資情報メディア「トウシル」がタッグを組みました。
そして、お金の勉強に特化した書籍をあつめた『トウシル図書館』を発足。
楽天証券に口座を持っている人なら、トウシル図書館がおすすめしている本を、無料で読めます。
本屋さんで売っている本が、無料で読めるよ!
400万冊のなかから、選りすぐっているだけに、お金の勉強と一言でいっても、多種多様な書籍が用意されている。
絶対、読みたくなるような本が、一冊以上あるはず!
ラインナップされている本は、定期的に変わる!
毎月または隔月でラインナップが変わるので、無限にインプットができる、神サービスです。
まとめ
今回の記事では、楽天証券の魅力について5つのポイントを紹介しました。
- 楽天銀行との連携で、メリット倍増
- 楽天スーパーポイントが貯まる!使える!
- 楽天キャッシュ決済で運用利回り最大1%
- アプリ「iSPEED」が使いやすい
- 有料級情報コンテンツが無料で閲覧可能
- 無料で書籍が読める
楽天証券に、ポイント還元率の改悪が続いていることで、他の証券会社への移管を考えている人がいるかもしれません。
でも、私は使い続けていく予定です。
なぜなら、他の証券会社よりも、圧倒的に使いやすいからです。
ポイントという餌に目がくらんで、楽天証券から移動しても、移動先のポイント還元率が改変されないわけではありません。
むしろ、楽天証券にかぎらず、ポイント還元率はいずれ改変するものです。
だから、使いやすさという不変のメリットを、私は最優先しました。
じつは、楽天証券の魅力はこれだけではありません。まだまだあります。
- 国内株式の取引手数料が格安!
- 貸株サービスがある
- 投資信託の取扱ファンド数が多い
- 純金積み立てができる
- ロボットアドバイザー投資が1万円からできる
書ききれないほどの魅力が楽天証券にはあります。
だから、楽天証券は投資初心者はもちろん、すでに他社で口座を開設している方にも、誰にでもおすすめできる証券会社です。
楽天証券の人気は右肩上がりで、2019年の新規口座開設数は約75万口座と、SBI証券を抜いて業界No.1です。
楽天証券!楽天カード!楽天銀行!この3本の矢が、私たちの投資生活を有利な方向に導いてくれるはずです。