2022年8月から始めた不動産投資型クラウドファンディング(以下 不動産クラファン)ですが、
- なぜ始めたのか
- どのくらいの金額で運用しているのか
- どこで運用しているのか
- 実際儲かってるのか
などを記事にしました。
・不動産クラファンに興味がある方
・すでに始めている方
いずれの方にも参考になれば幸いです。
不動産投資型クラファンの魅力
高い利回り
不動産クラファンの運用会社は数多くあるので利回りは いろいろですが、年利3〜10%は見込めます。
日経平均の配当利回りが、約2.3%です。
いかに、不動産クラファンの利回りが高いのか!わかりますよね。
少し具体例をあげると、
COZUCHIの場合、その平均利回りは 23.1%もありますし、
テクラウドの場合でも、平均利回りは10.3%になります。
このように比較的利回りの高いファンドに投資をして、資産形成を加速させるのが狙いです。
適度な運用期間
ファンドの運用期間中、運用を途中でキャンセルすることができません。(※例外あり)
出資金が完全に拘束されるわけです。
現物の不動産と比べても、流動性が圧倒的に不利。
「数年間ほったらかしで運用したい」という人もいると思います。
でも、私的には長い期間預けておくことで、価格変動リスクが大きくなると思っています。
だから、運用期間が長すぎるものはちょっと遠慮したいんですよね。
さいわい不動産クラファンの運用期間は、数ヶ月〜1、2年以内のものが多いです。
私好みの運用期間のファンドが多いことも、不動産クラファンを始めたきっかけです。
不動産投資型クラファンの実績
2022年8月から始めて、2024年10月時点での分配金の受取実績を下の表にまとめます。
償還日 | 出資金 | 分配金(税引後) | |
---|---|---|---|
COZUCHI 東が丘 | 2023.5.12 | ¥20,000 | ¥847 |
COZUCHI 市ケ谷 | 2023.5.26 | ¥50,000 | ¥3,649 |
COZUCHI 京都ANA | 2023.12.30 | ¥200,000 | ¥3,709 |
COZUCHI 下馬 | 2024.1.5 | ¥50,000 | ¥1,791 |
COZUCHI 自由が丘 | 2024.3.15 | ¥50,000 | ¥5,010 |
テクラウド 35号 | 2023.5.31 | ¥100,000 | ¥5,106 |
テクラウド 38号 | 2024.1 | ¥100,000 | ¥7,561 |
テクラウド 44号 | ¥100,000 | ¥9,284 | |
TOMOTAQU CF19 | 2023.8.28 | ¥300,000 | ¥5,454 |
TOMOTAQU CF39 | 2024.10.3 | ¥300,000 | ¥16,758 |
合計 | ¥1,270,000 | ¥53,715 |
分配金の総額が50,000円超え。
税引後利回り4.29%という結果です。(運用期間は加味せず)
運用期間の短いものがあるので、株式投資と同程度の利回り!
不動産クラファンへの不満
資金管理がやりづらい
銀行口座の預金残高や、証券会社での投資資金の管理などは、スマホのアプリで簡単にできるようになりました。
このあたりのアプリを使えば、預金や投資資金の管理が簡単になります。
しかし、不動産クラファンの運用会社やそのデポジット口座は、これらのアプリに対応していません。
だから、
・どこの会社(ファンド)に
・いくら投資して
・いつ償還(投資資金が返ってくる)されるのか
というのが、完全な自己管理になります。
投資先が1、2社だけなら苦労しません。
でもファンドの元本毀損リスクや運用会社の倒産リスクを考えると、複数の会社に投資資金を分散させたいんですよね。
これを解消してくれるアプリをどなたか作ってください。
不動産クラファン界の、今後の課題だと思います。
不動産投資型クラファンの運用方針
▷ 金融資産の1〜2割の資金をつかって
▷ 4〜6社に分散して出資して
▷ 各社1〜2ファンドで運用する
詳しく解説します。
ちなみに、120万円で12ファンドを運用しようとは、思っていません。
数が多すぎると、管理や把握がやりにくいからです。
株式だけの投資から脱却
2022年まで私がやってきた投資をかんたんに言うと
このように、米国株に偏っています。
これまでリスクを承知で、米国株式を中心に投資をしてきました。
しかし過去を振り返えると、もとの株価に戻るまで5、6年費やした歴史があります。
『2、3年下落が続いても、米国株を信じて投資し続けれるか?』
自問自答すると、100%投資し続けれる自信がもてませんでした。
先人の教えにも『たくさんの卵をひとつのカゴにもるな』とあります。
そこで株式以外の投資先を探したわけです。
結果、同じように分配金をもらえる不動産投資に的をしぼりました。
最終的には、不動産投資のなかから少額から始めれて、たかい利回りが期待できる不動産クラファンに行きつきました。
資金配分
最初に『不動産クラファンにいくら出資するか?』です。
持っている金融資産の1〜2割を、不動産クラファンにあてることにしました。
今の金融資産でいうと、120万〜240万円といったところです。
1〜2割にしたのは、不動産クラファン自体の歴史がまだ浅いからです。
認知度も、この2、3年で上がってきたばかりです。
さいわい元本毀損となったファンドは、ほとんで出ていません。(2023年2月時点)
だからこそ、油断せず警戒している感じです。
『毎日変動する株価に、一喜一憂することがしんどい』と言う人もいるでしょう。
その場合は、不動産クラファンの占める割合を増やしてもいいと思います。
運用会社とファンドの分散
出資金額を決めたので、次はどの運用会社で出資するか?です。
すでに始めている高配当株投資の配当利回りが4.9%あります。
不動産クラファンには、これよりも高い利回りを期待したいです。
よって、募集するファンドは5%以上のものを狙うことにしました。
分配利回り5%以上 のファンドをねらう。
狙うファンドの基準ができたので、次は5%以上の利回りが期待できる運用会社を探します。
もちろんファンド選びのとき、利回り以外の項目も確認しています。
結果、以下の運用会社が利回りの高いファンドを扱っている傾向でした。
- Victory fund
- COZUCHI
- テクラウド
- TOMOTAQU など
目ぼしい運用会社には投資家登録しておいて、新規ファンド募集の情報が集まりやすい環境を整えます。
不動産投資型クラファンの運用状況
運用状況はこのようになっています。
総額 110万円 。
- COZUCHI
- No.93 中央区銀座 商業ビル 20万円
- テクラウド
- 60号ファンド 10万円
- TOMOTAQU
- 77号 30万円
- 利回り不動産
- 43号ファンド 20万円
- victory fund
- 世田谷区奥沢プロジェクト 10万円
- ヤマワケエステート
- 青森・八戸 20万円
これからは、GOLD CROWD や SHIODOME funding などでも出資したいと考えます。
SHIODOME funding の紹介記事は ▶︎ こちら
それにしても、Google のスプレッドシートで管理していますが、不便です😅
まとめ
2022年8月から始めた不動産投資型クラウドファンディングの魅力や、運用実績を記事にしました。
▷ 金融資産の1〜2割の資金をつかって
▷ 4〜6社に分散して出資して
▷ 各社1〜2ファンドで運用する
まだ1割にも満たない資金で出資中です。
- COZUCHI
- No.93 中央区銀座 商業ビル 20万円
- テクラウド
- 60号ファンド 10万円
- TOMOTAQU
- 77号 30万円
- 利回り不動産
- 43号ファンド 20万円
- victory fund
- 世田谷区奥沢プロジェクト 10万円
- ヤマワケステート
- 青森・八戸 20万円
予定通りに、分散投資ができています。
2024.10.7 +¥53,715
蒔いた種から花が咲いた結果です。
不動産クラファンは、優先劣後構造によって投資家が損しにくいものになっています。
これは貸付型のクラウドファンディングにはない利点です。
分配金(配当金)をもらうことの好きな投資家さんには、ぜひ利用してほしい。