高配当株投資よりも、もう少しリターンがほしい。
リスク取って、利回りの高い投資案件に挑戦したい。
このように考える投資家さんにおすすめするのが、テクラウドをつかった不動産投資型クラウドファンディングです。
今回、テクラウドのファンドに出資してみたので、同社のメリットやデメリットについて記事にします。
『テクラウドは他社と比べて何が違うの?』
っていう質問にお応えできるように、書いていきます。
結論をいうと、
テクラウドは、最低投資額が10万円とちょっと割高だけど、
高い利回りで期待できるうえに、キャンペーンを使えばさらに利回りをUPさせられる投資案件です。
テクラウドは、不動産投資型クラウドファンディングの中でも珍しい、海外不動産へ投資のできる運用会社です。
TECROWD(テクラウド)の運用実績
これまで3つのファンドに出資してきました。
配当支払日 | 税引き後配当 | 元本 | ||
2023/05/31 | 35号ファンド | KHAN VILLAファンド | 5,106円 | 100,000円 |
2024/01/19 | 38号ファンド | White House in Chaikina phase2ファンド | 7,561円 | 100,000円 |
2024/10/ | 44号ファンド | KHAN VILLA phase2 | 9,284円 | 100,000円 |
合計 | 21,951円 | 300,000円 |
2024年10月現在、もう一つ出資中ですし、タイミングがあえば更なる出資も検討していくつもりです。
TECROWD(テクラウド)のデメリット 5選
テクラウドのデメリットはこんなかんじです。
- 最低投資金額が高い
- ファンドの人気が高すぎて先着順に勝てん
- 会員登録からファンドの申し込みまで即日じゃない
- 配当・元本償還時に手数料がかかる
- 運用会社は非上場企業
ここから詳しく書いていきますし、一般的な不動産投資型クラウドファンディングのデメリットについても紹介します。
TECROWD(テクラウド)のファンドは最低投資額は10万円
不動産投資型クラウドファンディングの多くは、1口1万円からが相場です。
しかし、テクラウドのファンドに投資したければ、最低でも10万円が必要です。
テクラウドは、手軽さに欠けると言っていいでしょう。
TECROWD(テクラウド)は投資開始まで数日必要
株式投資を始めるとき、証券会社の口座開設をしますよね?
それと同じで、不動産投資型クラウドファンディングを利用するときは、運用会社に会員登録をします。
そのつぎに、本人確認情報を提出し、審査が完了すれば、ファンドに申込みができます。
しかし、他社のなかには、会員登録した即日からファンドの申し込みができる運用会社もあります。
よって、ここはテクラウドの負けているポイントだと思います。
とは言っても、1,2日ですので、大きなデメリットではなく、許容できるデメリットだと考えています。
私の場合、会員登録から審査完了まで2日かかりましたが、これは私が会員情報を誤って入力したせいです。
会員情報を修正し直した翌日には、審査が完了したので、審査期間が長すぎるわけではありません。
TECROWD(テクラウド)は人気が高すぎる
複数ある不動産投資型クラウドファンディングの中から、COZUCHIの人気が、鬼滅の刃級に上がっています。
しかし、テクラウドもそれに負けないくらい人気があります。
その証拠に、先日あった募集ファンドは先着順でしたが、募集開始後たったの5分で完売しています。
テクラウドのファンド募集形式は、基本的に先着順ですので、日程調整の難しい方には、デメリットになります。
2022年12月、テクラウドは多くの投資家に自社のファンドを利用してもらうおうと、
先着方式での一般募集を始める前に、先行抽選するサービスを始めました。
先着方式での募集しかなかったことで、苦い汁を味わってきた投資家には朗報です。
キャンセル待ちシステム
ファンドに募集できなかった人に対して、キャンセル待ちシステムを導入しています。
このシステムを採用しているのは、TECROWD(テクラウド)とあと数社しかありません。
・時間に間に合わなかった
・日時の認識を間違っていた
・通信速度が遅いから、先着に負けた
ファンドに募集できなかった人はたくさんいると思うので、救済処置があるのはうれしいです。
配当・元本償還時に手数料がかかる
ファンドに募集ができたら、次は配当の受け取りが楽しみですよね。
でも、その配当金額が減るとしたらどうです?
テクラウドでは、運用の終わったファンドの配当金や元本の償還をするときに手数料がかかります。
実際いくらの手数料がかかるのか?
3万円未満 … 150円
3万円以上 … 229円
手数料無料への対策
2023年3月1日から、楽天銀行における振込手数料は、テクラウドの負担となるように変更されました。
つまり、配当金の受け取り口座を楽天銀行にしておけば、手数料がかかりません。
配当金がそのままズバッと入るわけです。
公式のアナウンスはこちら。
楽天銀行を開設されてない方は、モッピーなどのポイントサイトを経由するとお得ですよ!
TECROWD(テクラウド)は非上場企業
テクラウドを運営するTECRA株式会社は、非上場企業です。
不動産投資型クラファンのリスクのひとつに、運用会社の破綻リスクがあります。
これを少しでも回避しようと思うと、
運用会社の経営力や財務健全性を評価できたほうがいいです。
上場企業なら、決算情報を確認することができますが、非上場企業は決算情報を開示する義務がないため、それらを確認できません。
かりに決算情報を開示していても、監査を受けていない数値ですので、正確な経営状況を把握できないというのは、デメリットになります。
テクラウドの倒産リスクについてふれた記事はこちらです。
上場企業の不動産投資型クラファンを知りたい方は、こちらの記事をどうぞ。
不動産投資型クラウドファンディングの一般的なデメリット
TECROWD(テクラウド)にかぎらず、不動産投資型クラファンのもつ、デメリットについて簡単に紹介します。
株式投資などに比べると歴史が浅いので、今後どのようなトラブルがでてくるのか?不安はあります。
TECROWD(テクラウド)の特徴やメリット 7選
テクラウドの特徴はこんなかんじです。
- 海外の不動産に投資できる
- 国内不動産にも投資ができる
- 想定利回りが非常に高い
- 劣後出資比率が多い
- ファンドによっては社会貢献できる
- 現地で日本の企業が管理している
ここから詳しく書いていきます。
特徴① TECROWD(テクラウド)は海外の不動産に投資できる
不動産投資型クラウドファンディングの運用会社は20社ちかくとかなり豊富です。
けれど、海外(主に新興国)の不動産に投資できるクラウドファンディングはなかなかありません。
私の知る限るテクラウドしかありません。
すでに、国内の不動産投資型クラファンを利用している人にすれば、国外という選択肢を増やすことで、リスクヘッジが可能になります。
ちなみに、テクラウドではこれまでモンゴルと、カザフスタン、アメリカ、スリランカのファンドを提供しています。
同社はキルギス、ラオスなどでも事業を行っているので、これら諸外国のファンドが近々公開されるかもしれません。
為替の変動にリスクにも対応
投資家から資金を募った後の、対象不動産の購入や賃料のうけわたしなど、取引の全てを円建てで行うことで、為替リスクを回避しています。
同社のグループ会社のなかに現地金融機関を用意することで、低コストでの為替固定化を可能にしています。
その結果として、為替リスクを下げつつ円建ての契約ができる仕組みです。
特徴② TECROWD(テクラウド)は国内不動産にも投資ができる
テクラウドのファンドは何も海外不動産だけ!というわけではありません。
海外ファンド:日本ファンド=5:1くらいの割合ですが、ちゃんと日本のファンドも扱っています。
具体的には、障碍者グループホームや古民家、マンションの一室など、多岐にわたって管理、運用しています。
特徴③ TECROWD(テクラウド)のファンドは想定利回りが非常に高い
テクラウドが扱ってきたファンドの平均利回りは、10.3%以上です。
これは業界内でトップクラスに高い利回りです!
あと、一般的な金融商品と比べても高い数値になります。
一般的な高配当株 ‥ 2~4%
国内REIT ETF ‥ 3~4%
利回りの高さを重視する投資家さんには、非常におススメです。
私がテクラウドを選んだ理由のひとつが、利回りの高さです!
特徴④ TECROWD(テクラウド)のファンドは劣後出資比率が多い
テクラウドは、自社よりも投資家が有利になる優先劣後システムを採用しています。
もし、不動産価値が減少するなどして、事業がうまくいかなかった場合は、劣後出資者(運用会社)からその負担をおいます。
さきほど、『テクラウドの想定利回りは高い』と伝えましたが、普通なら『そのぶんリスクも高くなる』と考えるはず。
しかし、このシステムのあるおかげで、投資家はミドルリスクでハイリターンを狙うことが可能になるわけです。
テクラウドの劣後出資比率は、ファンドによって異なるが、10%~30%と比較的に高い設定になっています。
運用会社から先ずリスクを負うところは、とても安心できるサービスです。
融資型のクラファンにはないサービスです。
特徴⑤ TECROWD(テクラウド)はファンドによって社会貢献できる
国内ファンドのなかには、障がい者を対象とした集合住宅(グループホーム)を取り扱っています。
こういうのを個人的に『ながらチャリティ』って考えていて、結構利用しています。
例えば、マクドナルドで注文するとき、みなさんアプリをひらいてクーポンを使いますよね?
わたしは子供用にハッピーセットを注文するときに、+¥10の募金として、マクドナルド・ハウス財団に寄付をしています。
つまり、お腹を満たしながらチャリティ活動をしているわけです。
ドナルド・マクドナルド・ハウス財団は、入院している子どもとその家族のために『第二のわが家』を目的に事業を展開しています。
あと、服を買う時に、JAMMINを利用するときもあります。
JAMMINでは、デザイン性の優れたシャツを手に入れるつつ、さまざまなNPO団体に寄付ができます。
おしゃれしながらチャリティ活動ができるというわけです。
こんなかんじで、テクラウドの扱う一部のファンドでは、投資をしながらチャリティ活動もできます。
特徴⑥ TECROWD(テクラウド)の海外ファンドは現地で日本の企業が管理している
TECROWDの運営会社であるTECRAが、責任を持ってファンドの工程・品質の管理・現場の監督をしています。
テクラウドのファンドは、国内・海外ともに、日本の高いコンストラクションマネジメント技術が生かされた、信頼できる不動産のみをご紹介しています。(※17号ファンド、及び一部不動産を除く)
コンストラクションマネジメント技術とは、
発注者の利益を確保するため、設計・発注・施工など、あらゆる工程のマネジメント業務の全部または一部を行う、コンストラクションマネージャーを採用したもの。
国土交通省
映画作成に例えると、自分のやりたい放題な映画監督に対し、しっかりを興行収入が見込めるのか?ターゲット層に満足してもらえるか?など、『監督を監視できるふたりめの映画監督を雇う』感じです。
もっと簡単に言うと、『しっかり利益がでる体質なのか?を監視、管理する人がいる。』というふうに私は解釈しています。
特徴⑦ TECROWD(テクラウド)のファンドの募集頻度
テクラウドでは、利回りの高いファンドを募集しているので、非常に人気が高いです。
でも、せっかく人気が高くても、ファンドの募集があまりにも少なかったら、ファンドの取り合いになりそうですよね?
テクラウドのファンドは、毎月0~3件くらいの募集をかけています。
この数字は他社と比べて、ちょっと多いかな?な頻度です。
特徴⑧ TECROWD(テクラウド)は投資家ファースト
テクラウドという会社は、投資家ファーストに考えてくれるところが好きです。
投資家のために、これまで何度かサービス内容を改善してきています。
改善① 応募形式を変更
例えば、テクラウドのファンド募集は先着式がスタンダードでした。
よって募集開始時間にタイミングが合わなかったり、通信環境が恵まれないことで、ファンドに出資できない投資家がいました。
そうした悔しがっている投資家の気持ちをくんで、ファンドの一部を先行抽選式に変更してくれたんです。
これって、テクラウドにすれば手間が増えて面倒くさいはずです。
それなのに、多くの投資家に利用してほしいという気持ちから、先行抽選式を採用してくれました。
感謝でしかありません。
改善② 振込手数料の改変
2023年3月1日より、振込手数料が改変されました。
楽天銀行に限られますが、振込手数料が無料になりました!
これもテクラウドの負担になるだろうに、投資家ファーストで考えてくれたおかげだと思う。
TECROWD(テクラウド)はキャンペーンが熱い!《2023年2月》
テクラウドでは、『はじめて投資キャンペーン』として、テクラウドのファンドに初めて投資をする投資家にキャンペーンを実施しています。
そのプレゼント金額は、Amazonギフト券3,000円と、かなり太っ腹です。
他社でも同様のキャンペーンを実施していますが、1,000円が相場ですので、テクラウドが思い切ったキャペーンであることがわかると思います。
最低投資額の10万円に対して、3,000円もらえるので、これだけで利回りが+3%します。
キャンペーンの達成条件はこんなかんじです。
1┃会員登録および投資家審査が完了
2┃TECROWDへの投資経験がないこと
3┃対象ファンドに申込み、入金が完了
4┃成立後一カ月以内にアンケートに答える
トップページ ▶ ニュース ▶ 〇月限定キャンペーン
とすすめると、アンケートに答えることができます。
テクラウドのニュース欄は、こちら。
これは、テクラウドからのアマギフが届いた時のメールです。
まとめ
このたび、TECROWD(テクラウド)で不動産投資をはじめてみたので、同社のメリットやデメリットとその対策、キャンペーン情報などを紹介しました。
私としては、ファンドの利回りが高いことを一番の理由に始めたわけですが、
これらのメリットがデメリットを上回ると考えたので、不動産投資型クラウドファンディングを始めています。
2022年は、株式市場は低迷していますし、暗号資産市場も同様に暴落中、日本円も他国とくらべて円安となっています。
このような時期でも利益を狙いたいという方には、ぜひ私と一緒に、不動産投資型クラウドファンディングを始めてみませんか?
リスクは0(ゼロ)ではありませんが、一考の余地はあるはずです。